好評の三桁国道、今回は420号から429号まで旅してみたい。
関東地方から北陸地方を走ってきた410番台。
420番台はどこに進むのか?
国道420号 (愛知県豊田市-愛知県新城市)
国道421号 (三重県桑名市-滋賀県近江八幡市)
国道422号 (滋賀県大津市-三重県北牟婁郡紀北町)
国道423号 (大阪府大阪市-京都府亀岡市)
国道424号 (和歌山県田辺市-和歌山県紀の川市)
国道425号 (三重県尾鷲市-和歌山県御坊市)
国道426号 (兵庫県豊岡市-京都府福知山市)
国道427号 (兵庫県明石市-兵庫県朝来市)
国道428号 (兵庫県神戸市-兵庫県三木市)
国道429号 (岡山県倉敷市-京都府福知山市)
国道420号の起点である愛知県豊田市は言わずと知れたトヨタ自動車のお膝元の街だ。
実をいうと豊田市はもともと挙母市(ころもし)という地名だった。
何と企業が自治体の名前を変えてしまったのだ。
ちなみに自分が子供の頃には豊田市内にはトヨタ自動車以外走っていないという都市伝説があった。
でも自分も行ったことがあるが日産もホンダのディーラーも普通にあった。
大企業とはいえさすがに個人の趣向までは関与できないということだろう。
国道421号の終点である近江八幡市は「近江商人」発祥の地として有名な街だ。
先ほどのトヨタ自動車の初代社長である豊田利三郎も滋賀県彦根の出身である。
国道424号の起点である和歌山県田辺市は近畿圏最大の面積を誇る街だ。
地図上では太平洋に面した港町と思いがちだがなんと奈良県に隣接している。
面積はおよそ1,026km2でおよそ4,724km2の和歌山県の20%にも及ぶ。
国道425号は和歌山県の御坊市から三重県尾鷲市を結んでいる。
紀伊半島の中間地点にある両都市を結ぶ国道42号に対するショートカット的なルート取りをしているがその実情は整備の進まない「酷道」である。
急ぐなら国道42号のほうが無難だろう。
国道427号の終点である兵庫県朝来市といえば最近は多少ブームが収まった感があるが一時期「日本のマチュピチュ」として人気を博した「竹田城跡」が有名である。
明石市から伸び来てきた国道427号は「竹田城跡」の北東側の国道9号の交点である大垣交差点で終着となっている。
国道429号の起点は岡山県倉敷市になっているが美観地区にに代表される倉敷市街ではなく新幹線の駅ができた新倉敷駅(旧玉島駅)に西側国道2号との交点である。倉敷市内のバイパス的な意味合いもあるのかもしれない。
420番台は主に近畿圏を中心に進んできた。
430番台はどこに向かうのか?