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シニアのための現代用語備忘録

エトセトラ

恋人は見た目9割

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シニアも含めた婚活パーティーが盛況だ。

老いも若きもよそ行きの恰好で出かけていく。

 

この取組自体は非常に良いことだと思う。

ところがこのパーティーの成約率を見てみるとあまりうまくいっているようにも思えない。

 

人間は不思議なもので歳をとると自分の中で描いているパートナーのハードルがどんどん高くなっていくようだ。

特に女性はこの傾向が顕著でパートナーに求めるのは容姿の他に経済力という話にもなっていく。

 

つまる所性格や気持ちなどは二の次になっているようにも思える。

このあたりに関しては個人の趣向なので外野がとやかく言うことでないと思う。

 

ただひとつだけ言えることは離婚して前のパートナーより良い人に巡りあえる可能性は限りなく低そうだ。

というのも前のパートナーがすべてにおいて基準になってしまうからだ。

 

新しいパートナーと再婚した当初から嫌な事ばかり目につくことになると思う。

ところで婚活パーティーで思いだすのが若い頃の「合コン」だ。

 

自分が学生の頃は「合コン」全盛の時代だった。

当時は女性も積極的に参加しており今の若者よりも「肉食系」だったように思われる。

 

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その合コンで実感したのは人はやっぱり「見た目9割」という事。

話をする前から男女とも一番輝いている人に人気が集中してしまう。

 

「見た目9割」とはお笑いでいうところの「掴みはOK」と同じだ。

ところが話を進んでいくとその人気者の男女にはすでに恋人がいたりする。

 

その瞬間のテンションの下がり感は皆さんもご存じだろう。

心の中で「恋人いるならこんな席に来るなよ!」と叫びながら他の異性にシフトしていく。

 

見た目というのは男女の仲と取り持つ上で大きな要因になるのは間違いない。

ところが不思議なもので恋人にはその見た目を重視する割にいざ結婚相手となると話は変わってくる。

 

 

もちろん見た目が良い相手との結婚に越した事はないが数十年という長い結婚生活を考えるとやはり性格的な要因を排除するわけにもいかないからだ。

良くお見合い結婚は長続きするという。

 

お見合い結婚は出会いから結婚までのスパンが短く結婚してからしばらくは恋愛期間状態になっているからだ。

もちろん結婚までのスパンが短いので性格を見極めるのは大変かもしれない。

 

結婚相手に「見た目9割」は要らない。

「性格」や「考え方」を最優先に見るほうが良い結果になるだろう。

 

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