老眼鏡がなくて読めなくなって困ったものがふたつある。
新聞と時刻表だ。
特に鉄道好きな自分にとっては時刻表はバイブルのために非常に困っている。
改めて見ると時刻表の文字は本当に小さい。
若いという事は視力ひとつとっても非常に有り難い事だ。
という事で時刻表を見る時にはどうしても老眼鏡が必要になる。
ところが外に出かける時についついこの老眼鏡を持ち出すを忘れてしまうのだ。
ちょっと本屋さんの前を通る。
みればダイヤ改正に伴う時刻表が発売されている。
勇んで書店に入って障りだけでも読もうとするがそれが出来ない。
本屋さんにおいてはこれだけではない。
ちょっと気になる書籍に目を通すこともできない。
本当に寂しい限りだ。
女性でよく首から眼鏡ホルダーをかけている方がいらっしゃる。
自分もこれは良いと思い下げてみたがことの他気になる。
結局その煩わしさからテーブルの上に置きっぱなしになっている。
指輪もそうだが馴れないものを身につけても体の方が拒絶反応を示すようだ。
そういう事もありとにかく携帯しないといけないが忘れてしまうのが老眼鏡なのである。
さてそんな自分だがもっとも接している時間が長いのは実はパソコンなのだ。
正直な話一日中パソコンを触っている場合がある。
仕事的な事をしたり、飽きてくればゲームもする。
また動画を見ることもできる。
これほど人間を飽きさせない道具も珍しいと思う。
そしてなによりもパソコンが素晴らしいのは、シニア向けのユーザビリティ(使い勝手)がしっかりしている事だ。
つまりパソコンの場合は老眼鏡で対応しなくても何とかなるという事だ。
IE(インターネットエクスプローラー)をお使いの方は「表示-文字のサイズ」とすれば文字サイズの調整はできる。
またグーグルが提供しているChrome(グーグルクローム)をお使いの方は画面右上の「三つの点(設定)」をクリックして「ズーム」を調整すればこれまた調整が可能だ。
ネット以外にもマイクロソフトオフィスのエクセルやワードなどの作業ソフトにもズーム機能がついている。
そうPC関係は文字の対策がかなり早い段階で整っている。
だから「PCの文字が小さくて見えない」と言っている方はまだパソコンの機能を把握していない事になる。
まずは本屋に行ってソフトの解説書を購入してもう一度勉強してみる事だ。
そうそう本屋に行く際には老眼鏡を忘れずに。