昨年来より日本と韓国の関係が前にもましてギクシャクしている。
もちろん日本側のスタンスは以前と変わらず毅然と対処しているだけだ。
慰安婦問題や徴用工裁判の問題については、日本側の指摘に対して韓国の争点がまるで見当違いだ。
そこに昨年末に起きた韓国駆逐艦による自衛隊哨戒機に火器管制レーダーを照射するという前代未聞の問題が起きた。
およそ友好国とは思えない行動に腹を立てているシニアの方も多いだろう。
この黒幕は中国や北側についている野党とも言われている。
日米韓同盟を潰すにはもっとももろいアキレス腱であろう。
ただひとつ韓国国内でこの状況を良しとしない勢力が出てこないのが不思議でしょうがない。
韓国では法律よりも民意が優先されるとはいえそれなりの識者がいるはずだ。
このままこの状態が続けば経済的に追い詰められる事がわからないのだろうか?
確かに韓国では「反日」を訴えていないと時の政権は持たない。
逆に言えば公けな「親日」的な発言はタブーということだ。
悲しいかな民主主義といいながらこの国には言論の自由がない。
その「反日」の背景を生んでいるのが歪曲された韓国の歴史教育だ。
確かに日本では近代史についてはあまり時間を取らない傾向がある。
日本は歴史教育を歪曲してはいないが避けている節は否めない。
ところが韓国の場合はあからさまにねつ造された歴史を学ぶことになる。
他国との歴史と整合性が取れないから海外に留学しようものなら笑い者になりかねない。
自分は戦争を美化する気はない。
ただ現在、世界経済を引っ張るG7の国はつまるところ第二次世界大戦の当事国だ。
第二次世界大戦の当事国は結局はその時も経済力があったわけだ。
それゆえに戦争というトラブルに巻き込まれる事になる。
ではその時の韓国は国として体を成していただろうか?
仮に日本が併合していなかったらロシアに占領されていたのではないだろうか?
今回の韓国の対応に日本政府は「遺憾の意」を連発している。
正直、聞き飽きた人も多いだろう。
「遺憾」の本来の意味は「期待したが残念だ」だ。
実はその言葉の裏は「こちらは残念だからそちらで善処してほしい」という何とも日本的な曖昧な意味もある。
果たして「遺憾」の使い方が韓国に合っているのか疑問に思えてきた。
日本ももう少し強気の外交が必要な時期に来ている。