好評の三桁国道、今回は380号から389号まで旅してみたい。
近畿地方から中国地方に至った370番台。
380番台はどこに進むのか?
国道380号 (愛媛県八幡浜市-愛媛県上浮穴郡久万高原町)
国道381号 (高知県須崎市-愛媛県宇和島市)
国道382号 (長崎県対馬市-佐賀県唐津市)
国道383号 (長崎県平戸市-佐賀県伊万里市)
国道384号 (長崎県五島市-長崎県佐世保市)
国道385号 (福岡県柳川市-福岡県福岡市)
国道386号 (大分県日田市-福岡県筑紫野市)
国道387号 (大分県宇佐市-熊本県熊本市)
国道388号 (大分県佐伯市-熊本県球磨郡湯前町)
国道389号 (福岡県大牟田市-鹿児島県阿久根市)
国道380号終点の「久万高原町(くまこうげんちょう)」は松山市の南側に位置しており愛媛県の中央部に位置する。
面積は愛媛県内最大の町である。
国道381号は起点の須崎市から四万十町までは国道56号との重複区間を走る。
実をいうと高知県には「四万十市」と「四万十町」が隣接して存在する。
どちらも2005~6年の平成大合併で誕生したがどちらも譲らなかった様である。
このような同じ自治体名が隣接するのは北海道に存在する。
「釧路市」の隣にも「釧路町」がある。
国道382号はいう間でもなく「海上国道」だ。
面白いのは途中で長崎県の壱岐島を縦断している事だ。
島の国道の両端が港という面白いルートになっている。
国道383号の平戸市も平戸島だがこちらは橋で九州につながっている。
そして同じく国道384号も島と九州を結ぶ海上国道だ。
総延長202.5kmの壮大な国道だが終点の佐世保市内には僅か483mしかない。
国道385号の起点柳川市は水郷として有名な街だ。
佐賀市から僅かな距離しか離れていないが福岡都市圏に属しているらしい。
国道387号は大分県北部の宇佐市から熊本市に抜ける九州横断道路でもある。
阿蘇外輪山の外側を迂回するようなルート取りになっている。
国道389号は地図上で探そうと思うと結構厄介だ。
起点の大牟田市から南下して長者町から島原半島に海上国道で渡る。
島原半島を南下して南島原市からさらに天草下島に渡り長島を経て再び九州本土に戻り阿久根市に至るルートだ。
もちろん大牟田市から阿久根市に目的を持って行く方が使うルートとは思えない。
380番台は主に九州の島と九州本土を結ぶルートが多かった。
さて390番台はどこに向かうのか?