年を越すと一番楽しみなスポーツイベントが始まる。
これは自分だけに限ったことでなく多くの方が楽しみにしているだろう。
関東学生陸上競技連盟が主催する「東京箱根間往復大学駅伝競走」だ。
多くの方が初詣でを元旦もしくは二日か三日の午後にまわしているはずだ。
マラソンのように一人で走るのでないので順位が目まぐるしく変わる。
各大学の駆け引きがこの競技の最大の魅力なのかもしれない。
かくいう自分も関東地方に住んでいるのだがこのレースを現場で見たことはない。
そもそも正月にあきらかに渋滞が予想される地域に車で行かれる方はいない。
かと言って電車と徒歩でいくのも面倒だ。
やはり自宅でこたつに入ってテレビで見るほうが理にかなっているのではないだろうか?
実際レースを見ているとかなりの高速で走っている。
現実的にはおよそ時速20kmだ。
時速20kmといえば100mを18秒で走っている計算になる。
陸上短距離100m走の世界記録はご存じジャマイカのウサイン・ボルトが持っている「9秒58」だ。
もちろんこれは100mの全力疾走だ。
一般の人間が100mを15秒程度で走ってもそれはかなり全力疾走である。
100mを18秒で一番長い区間だとおよそ23kmにも及ぶ区間を疾走する事を考えればかなり高速なのだ。
という事で仮に新春の湘南路に応援に繰り出したとしてもそれは一瞬の出来事になるというわけだ。
さて箱根駅伝の応援する際には服装にも注意が必要である。
往路の午前11前後に通過する平塚付近でおよそ5~7℃前後だ。
また復路スタートの箱根芦ノ湖付近ではマイナス1℃前後になる予測だ。
もちろんこれはあくまでも快晴が大前提である。
あまり記憶がないが雨天もしくは雪の場合にはもっと下がる可能性があるだろう。
特に箱根で駅伝を応援する際にはかなりの重装備が必要になりそうだ。
さて折角湘南に行ったので初詣にも行きたいところだ。
やはり最寄で一番有名な神社と言えば鎌倉の鶴岡八幡宮だ。
こちらは全国区でベスト10に入る参拝客数を誇り例年250万人の人出が予想される。
こちらは寒さにプラスして大混雑になるだろう。
間違っても鎌倉市内へは自動車で行かないことだ。
そもそも駐車場待ちでその日が終わってしまう可能性さえある。
鎌倉市内の渋滞は有名で海水浴シーズンの夏場も道路が完全に止まってしまう。
100m18秒の駅伝ランナーを見てきてノロノロ運転では気が滅入ってしまうだろう。