好評の三桁国道、今回は340号から349号まで旅してみたい。
沖縄から北海道、青森県に戻ってきた330番台。
340番台はどこに進むのか?
国道340号 (岩手県陸前高田市-青森県八戸市)
国道341号 (秋田県鹿角市-秋田県由利本荘市)
国道342号 (秋田県横手市-宮城県登米市)
国道343号 (岩手県陸前高田市-岩手県奥州市)
国道344号 (秋田県湯沢市-山形県酒田市)
国道345号 (新潟県新潟市-山形県飽海郡遊佐町)
国道346号 (宮城県仙台市-宮城県気仙沼市)
国道347号 (山形県寒河江市-宮城県大崎市)
国道348号 (山形県長井市-山形県山形市)
国道349号 (茨城県水戸市-宮城県柴田郡柴田町)
という事で東北地方を南下してきが途中の福島県を飛ばして関東地方の茨城県まで降りてきた。
国道340号は太平洋に面した陸前高田市から山間の道を八戸市まで北上する。
途中には民話で有名な遠野市を経由する。
以前にも触れたことがあるが「鹿角市」は「かづのし」と読む。
秋田県の北東部にあり青森県、岩手県とも県境を接する。
国道341号はその「鹿角市」から田沢湖、角館を経由して日本海側の由利本荘市に至る。
国道343号の終点の奥州市もなじみのない市名だ。
2006年に水沢市や江刺市および前沢町、胆沢マイ、衣川村が広域合併してできた市だ。
県内でも三番目の人口、面積を有している。
その広域性ゆえに今年の3月まで住所表記に「水沢区」や「江刺区」などの区が存在していた。
といってもこれは政令指定都市にある行政区ではなくあくまでも住所表記のためによるものだ。
ちなみにこのような住所表記のための「区表記」は兵庫県の姫路市などにも存在している。
国道344号の終点である酒田市は庄内地方の中心都市だ。
今でこそ鶴岡市に人口で水を開けられているが最上川の河口に発達した酒田市に道路が集まっており庄内地方の交通の要所の様である。
ちなみにこの二つの街はあまり仲が良くないようだ。
庄内空港はしっかりと中間地点に配置されている感がある。
その酒田市の北に隣接するのが国道345号の終点の遊佐町だ。
なぜこの中途半端な地域に終点が設定されたかは不明だ。
国道349号を水戸市から地図で辿っていくと壮大な旅になる。
三桁国道にしては総延長およそ267kmとなかなかの距離を有している。
国道4号と国道6号の間の山間部を縫うようにルート取りをされている。
という事で茨城県まで入ってきた340番台。
次は関東地方を網羅するのか?