好評の三桁国道、今回は280号から289号まで旅してみたい。
北海道を中心に移動した270番台。
280番台はどこに進むのか?
国道280号 (青森県青森市-北海道函館市)
国道281号 (岩手県盛岡市-岩手県久慈市)
国道282号 (岩手県盛岡市-青森県平川市)
国道283号 (岩手県釜石市-岩手県花巻市)
国道284号 (岩手県陸前高田市-岩手県一関市)
国道285号 (秋田県秋田市-秋田県鹿角市)
国道286号 (宮城県仙台市-山形県山形市)
国道287号 (山形県米沢市-山形県東根市)
国道288号 (福島県郡山市-福島県双葉郡双葉町)
国道289号 (新潟県新潟市-福島県いわき市)
国道280号はもちろん海上区間となるが、青函フェリーのルートではない。
青森市から津軽半島を青森湾に沿って北上する。
東津軽郡外ヶ浜町の三厩港から北海道側は福島町から陸路となるが、国道228号、国道5号と重複区間となるため実質的な単独区間は青森県側にしかない。
国道281号、国道283号、国道284号は岩手県な主要な都市があつまる奥州街道(国道4号)から太平洋側に抜ける横断ルートだ。
国道283号沿線には「座敷童」の伝説の残る遠野市もある。
自分は行ったことがあるが非常に良いところだ。
国道285号は秋田市から青森県、秋田県、岩手県の県境に位置する秋田県鹿角市に至るルートだ。
申しわけないがこの鹿角市は今回その存在を初めて知った。
ちなみに皆さんはこの市の名前を読めるだろうか?
「かづのし」と読むのが正解だ。
隣接する「大館市」は比較的知名度がある街だ。
国道286号は仙台市と山形市という県庁所在地どうしを結ぶルートだ。
鉄道に詳しい方なら「仙山線」と並行しているなと思われるかもしれないが、南側の「笹谷峠」を超えて進む。
国道287号は県南の米沢市から最上川に沿って山形空港のある東根市に至る。
まるで県都の山形市を無視するようなルート取りだ。
国道288号は「浜通り」の郡山市から「浜通り」の双葉町に抜ける横断道路だ。
国道289号は日本海側の新潟市から太平洋側のいわき市を結ぶルートだ。
というと大方の人は「磐越道」のルート取りを想像されるだろけど、この国道は違う。
だから会津若松市も郡山市もルートにはっていない。
新潟市を出ると三条市、只見を抜けて福島県の白河市に至る。
そこからいわき市に至るかなり南寄りのルートを取る。
ということで280番台は東北地方を網羅するルート取りになっていた。
290番台は果たしてどこに向かうか?