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韓国が旭日旗をなぜ嫌うのか?

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防衛省は10月5日に10月11日に韓国の済州島で行われる国際観艦式への護衛艦派遣をとりやめた。

これは韓国側から自衛艦旗「旭日旗」の掲揚自粛を求められた事による対応だ。

 

「旭日旗」とは太陽および太陽光(旭光)を意匠化した旗である。

1870には大日本帝国陸軍の軍旗として採用され1889年には大日本帝国海軍の軍艦旗として採用されている。

 

現在でも陸上自衛隊の自衛隊旗としてまた海上自衛隊の自衛艦旗としても戦前から継続的に日本の軍事の象徴として使われてきている。

そもそもこの韓国がこの旭日旗をなぜ嫌うのか?

 

事の発端を辿っていくと2011年に行われたサッカーアジア大会の準決勝に起因しているようだ。

日本のファールによって生まれたPKに韓国代表の「奇誠庸」がゴールを決める。

 

その後彼は日本人への侮辱を意図とする「猿の真似」パフォーマンスを行った。

人種差別という批判に対して彼は「観客席にあった旭日旗への報復」という反論をした。

 

この時から韓国では「旭日旗」に対する風当たりが強くなったと言われている。

どうみても人種差別と批判を受けた時のそのば凌ぎの言い訳としか思えない。

 

そしてこの国の厄介なところが民意が大きくなると法律されも捻じ曲げてしまうところだ。

 

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日本人にとって「旭日旗」とは軍事化の象徴でもないし国際法上では何の問題もないのに、旗が気に入らないだけで使用自粛を求めてくる。

これこそ「内政干渉」ではないだろうか?

 

2015年に締結された「慰安婦問題日韓合意」も同じだ。

そもそも戦後賠償に関して日本は1965年に「日韓基本条約」で完全解決済である。

 

日本は韓国に対して11億ドルの経済協力をして、「両国間の請求権の完全かつ最終的な解決」としている。

ところが彼らは政権が変わるたびに過去の問題を出してくる。

 

「慰安婦問題日韓合意」もあえて「不可逆的に」という表現を入れているのにいまだに理解ができていないようだ。

そもそも「国家間の合意」とは条約に準ずるものだ。

 

 

履行できないのであれば条約破棄ということになる。

どうも韓国では政権が変わるとこの合意や条約が破棄できると思っているのではないだろうか?

 

韓国は昨年あたりからUAEの原発でさらに揉めている。

韓国は李明博政権時に受注したUAEの原発受注にからみ裏の合意をしていた。

 

それはイランとの有事の際に韓国軍が参戦するというもだ。

これには文在寅政権も大慌てになりUAE側に水面下で撤回をもとめた。

 

もうこの段階でずれている。

政権が変わっても「国家間の合意」は覆すことができないのだ。

 

日本のみならず海外と「国家間の取決め」でもめている。

いつかしっぺ返しを来ることを忘れないほうが良いだろう。

 

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