好評の三桁国道、今回は220号から229号まで旅してみたい。
青森県から宮崎県まで移動してきた三桁国道。
さらに九州を南下する。
国道220号 (宮崎県宮崎市-鹿児島県霧島市)
国道221号 (熊本県人吉市-宮崎県都城市)
国道222号 (宮崎県日南市-宮崎県都城市)
国道223号 (宮崎県小林市-鹿児島県霧島市)
国道224号 (鹿児島県垂水市-鹿児島県鹿児島市)
国道225号 (鹿児島県枕崎市-鹿児島県鹿児島市)
国道226号 (鹿児島県南さつま市-鹿児島県鹿児島市)
国道227号 (北海道函館市-北海道檜山郡)
国道228号 (北海道函館市-北海道檜山郡)
国道229号 (北海道小樽市-北海道檜山郡)
一覧を見て驚いた方もいるのではないだろうか?
鹿児島に到達するやいなや北海道の飛んでしまった。
北海道については最後に触れてみる。
国道220号は宮崎市から南下して大隅半島の中間部分をぐるっとまわって鹿児島湾の一番奥の霧島市に到達する。
国道221号は霧島山の北側のすそ野をなめてJR吉都線と並行しながら宮崎県南部の中心都市である都城市に結ぶ。
その都城市から日向灘に面する日南市に向かうのが国道222号だ。
国道224号は前述の国道220号の大隅半島の鹿児島湾にある桜島の根元にある垂水市から鹿児島市を結ぶ。
もちろん海上部分が含むがこれが「桜島フェリー」となる。
国道226号は薩摩半島をぐるとまわる国道だとすると、国道225号は全国でも有数の枕崎漁港から県都とである鹿児島市をダイレクトに結ぶ。
という事で国道226号をもって一旦九州地方が終わる。
少し気になって調べてみた。
国道226号の制定年が1953年だ。
沖縄返還が1972年で1953年の段階ではまだ沖縄に国道を制定する段階になっていなかったようだ。
それにしても三桁国道の指定は北海道がもっとも大きな番号になってしまった。
さて国道227号と国道228号どちらも起点と終点は同じだ。
国道227号が函館から北に反時計まわりに江差町に到達する。
国道228号は反対に函館から西に時計まわりで江差町に到達する。
函館、松前、江差は北海道でももっとも早く開けた地域だ。
そのあたりの敬意を表しているのかもしれない。
そしてその江差から北海道の西側の海岸線をぐるっと舐めるように小樽に達するのが国道229号だ。
途中には積丹半島や今話題の余市などを含む人気ルートでもある。