地方の「空き家」が問題になっている。
過疎化が一番の要因だが、たぶん国の想定以上のスピードで進んでいるのではないだろうか?
都心に出た若者が返ってこずに歳老いた夫婦世帯が家を残して他界していく図式だ。
これは他人事ではない。
自分が亡くなった後の不動産の面倒までが「終活」なのだ。
問題はその処分方法だ。
比較的住宅地ならまだしも山間部の不動産は売却が非常に難しい。
仮に売却せずにそのまま残しておいても廃墟となるばかりだ。
火事等の心配もある。
かといって「更地」にしておくと「固定資産税」があがるようだ。(といっても山間部の土地の固定資産税はたかがしれているが)
でも誰も住まない家や土地に税金を払うのはあまりにも不経済だ。
ところで自分は今首都圏に住んでいるがこの「空き家」問題が地方だけの問題ではなくなっているような気がする。
一般的に言われている「東京圏(東京を生活の基盤としている生活圏」とは自分の中では概ね国道16号の内側と思っている。
ただし国道16号は相模原市から横浜市までは都市部を一気に直線で抜けるので神奈川県南部は例外だ。
どうだろう。
平塚市ぐらいまでが「東京圏」という事になるだろうか?
この国道16号の内側は東京とともに今後も安定的に推移していくと思っていたがどうもそれも怪しい。
一部の地域では「シャッター通り」も出現している。
また「空き家問題」は出始めているようだ。
確かに「東京圏」と言っても鉄道や幹線道路から外ればかなりローカルな所もある。
最近、食用に「セミ」と採っている人がいるという事で話題になったのが川口市だ。
川口市といえば東京都北区に隣接する埼玉県でさいたま市に次ぐ二番目の人口(57.8万人)を有する都市だ。
ここは現在、外国人が大量に流入しており中でも中国人が増えている。
問題はこの東京圏に増え始めている空き家にこれらの外国人が合法的に流入してくる事だ。
というのも彼らは特有のコミニュティーを作り自分たちの文化を構築する。
大声で会話する。
治安が悪くなる。
言葉の問題もあるが日本人は彼らには何も言えないところがある。
国際化といえば聞こえは良いが治安が悪くなってはもともこもない。
中国人による北海道の原野購入しかり国は早くから対応策を考えないと本当に国内に飛地の植民地が作られてしまうかもしれない。