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シニアのための現代用語備忘録

エトセトラ

シニアの旅行が人気3

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前回の続きだ。皆さんにお奨めしたいのがレンタカーによる「北海道」の旅だ。

「北海道でっかいどう」というキャッチコピーがあったが、北海道は自分で運転しないとその大きさが実感できない。

 

という事で北海道を千歳から海岸線を反時計まわりにまわっている。

前回は藻琴山温泉で宿泊したので今回は北見から出発しよう。

 

北海道には道庁の出先機関として「支庁」が存在する。

この北見市は旧の「網走支庁」に属していた。

 

現在は「オホーツク振興局」としてその網走市にその中心があるのだが、この地域の中心的な都市はまぎれもなくこの北見市だ。

人口だけとってみても北見市がおよそ13万人なのに対して網走市はおよそ4万人で北見市の足元にも及ばない。

 

また北見市は整然と街が区画されており商業施設も充実しているのに対して網走市の市街地はあまりも寂しい。

北海道の原野を走っていると北見市クラスの都市に出てくるとそれこそ大都市にさえ感じてしまう。

 

そういう意味においてこの二つの街を比較するだけでも面白いと思う。

 

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北見市から遠軽を経てオホーツク海側に出てくる。

右手に雄大なオホーツクを海を見ながら原野の中、単調は風景が続く。

 

そんな中、場違いにさえ感じる施設が目に入ってくる。

「オホーツク紋別空港」だ。

 

現在この空港には羽田-オホーツク紋別空港が僅か一往復のみ。

通常道内の空路として札幌丘珠空港の道内ローカル路線があるのだが、それさえも無くなってしまった。

 

羽田から12時30分に到着して、その折り返し13時15分に出発してその日の業務は終わる。

もちろん職員が帰ることはないと思うが、あまりにもさびしいダイヤだ。

 

それでも東京と空路で繋がっているという事は地元の人にとっても大きな意味があるのだと思う。

この空港で一日二便の離発着を見てお昼を過ごすのも良いかもしれない。

 

 

ところでここから稚内までの数百キロが北海道ドライブでも一番単調なところかもしれない。

誤解が無いように。

 

あくまでも自分の個人的な感想だ。

今回は観光というよりも北海道の街の現状を見るような形になってしまった。

 

北海道の都市は札幌および近郊の街を除いて皆衰退が始まっている。

車で道内を走っているとその状況がひしひしと伝わってくる。

 

それだけでも自分でまわる事に価値がある。

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