株式会社ブランド総合研究所が毎年発表している「都道府県魅力度ランキング」なるものがある。
今年も10月に発表されると思うが昨年2017年のデータを紐解いてみる。
1位: 北海道
2位: 京都府
3位: 東京都
4位: 沖縄県
5位: 神奈川県
6位: 奈良県
7位: 大阪府
8位: 福岡県
9位: 長野県
10位: 石川県
11位: 長崎県
12位: 兵庫県
13位: 宮城県
14位: 静岡県
15位: 愛知県
16位: 広島県
17位: 青森県
18位: 鹿児島県
19位: 千葉県
19位: 宮崎県
21位: 大分県
21位: 熊本県
23位: 富山県
24位: 秋田県
25位: 山梨県
26位: 新潟県
27位: 島根県
28位: 高知県
28位: 滋賀県
30位: 三重県
31位: 和歌山県
31位: 山口県
33位: 香川県
34位: 愛媛県
34位: 岩手県
34位: 福島県
37位: 岐阜県
38位: 山形県
39位: 福井県
40位: 岡山県
41位: 鳥取県
41位: 群馬県
43位: 栃木県
44位: 埼玉県
45位: 佐賀県
46位: 徳島県
47位: 茨城県
となっている。
最下位の茨城県は常連で一時期、北関東の三県がワースト3を独占した時期もあったが栃木県と群馬県が僅かながらポイントをあげている。
自分の住んでいる県も決して良いとは言えないが冷静に見ていくと上位につけている県にはやはりある傾向が感じられる。
上位に名前を連ねている県は「食」のポイントが高いという事だ。
北海道は説明するまでもなく食の宝庫であり京都は歴史に裏付けされた食文化がある。
トップ10で納得したのは実は福岡県だ。
福岡市の人口は増加の一途をたどっており、ビジネスで訪れている人も急増している。
彼らが驚くのがその福岡独特の美味しい食文化だ。
「からし明太子」は福岡出張のビジネスマンから火がついたと言われている。
だからこの「都道府県魅力度ランキング」で上位につけたかったら「食」のポイントをあげる事が重要だと思う。
また「魅力度」=住みたい街ともいえないようだ。
例えば関西圏で一番人口増加率の高い滋賀県が28位につけているし、東京のベッドタウンである埼玉県が44位と低迷している。
だから自分は勝手に「魅力度」とは「彼女にしたい女性」で「住みたい街」が「結婚したい女性」のようなイメージで捉えてしまうのだ。
だけどこんなランキングで一喜一憂するのも平和な国民だなと思う。