好評の三桁国道、今回は140号から149号まで旅してみたい。
青森県から関東の静岡県まで南下してきた三桁国道。
果たして西に進むのか?北に進むのか?
国道140号 (埼玉県熊谷市-山梨県南巨摩郡増穂町)
国道141号 (山梨県韮崎市-長野県上田市)
国道142号 (長野県北佐久郡軽井沢町-長野県諏訪郡下諏訪町)
国道143号 (長野県松本市-長野県上田市)
国道144号 (群馬県吾妻郡長野原町-長野県上田市)
国道145号 (群馬県吾妻郡長野原町-群馬県沼田市)
国道146号 (群馬県吾妻郡長野原町-長野県北佐久郡軽井沢町)
国道147号 (長野県大町市-長野県松本市)
国道148号 (長野県大町市-新潟県糸魚川市)
国道149号 (静岡県静岡市-静岡県静岡市)
全体を見回すと長野県をカバーしている国道が多くみられる。結果として北上している。
国道140号は「彩甲斐街道」という愛称がついている。
「彩甲斐街道」の「彩」は「彩の国」としている埼玉県から。
「甲斐」はもちろん山梨県の旧国名だ。
埼玉県北部の熊谷市は新幹線も停まる中山道の宿場町だ。
先日気温が41.1℃になり日本一に返り咲いた。
熊谷市を通る国道17号(旧中山道)から国道20号(旧甲州街道)を結ぶ関東の環状道路ともいえる。
上記一覧を見ると群馬県の長野原町が町ながら交通の要所のようなイメージだが何のことはない。
栃木県日光から群馬県沼田市を経て長野県上田市に通じるロマンチック街道(国道145号から144号)の中間地点という事。
またそこに番号が近い146号から軽井沢までつながっているというものだ。
長野原町自体は人口およそ5000人の小さな高原の町だ。
草津温泉の玄関口でもある。
同じように国道147号と国道148号も長野県松本市市から新潟県糸魚川市に繋がる一本の道でもある。
こちらも管理上大町市で分けていると図式だろう。
ご存じこの谷は「糸魚川静岡構造線」上にある。
そして最後に出てくるのが前回もでてきた主要港湾を動脈国道を結ぶ短距離国道だ。
JR清水駅前の国道一号から2.6km先の清水港を結ぶ。
やはり国策として独立した国道にしているのだと思う。