日本が2018FIFAワールドカップロシア大会初戦で南米の強豪コロンビアに歴史上の大金星。
もともと日本はFIFA16位のコロンビアには勝ち点3は期待していなかった。
あわよくば引き分けで勝ち点1を確保したかった。
ところが蓋をあけてみたら序盤からハンドの反則でコロンビアのディフェンダーがいきなりレッドカードで退場になってしまった。
ボール支配率も日本が先行していたし文句の無の結果だったのではないだろうか?
ところでこの喜びは置いといてFIFAワールドカップの予選リーグについて今日は説明してみたい。
グループリーグは全部で8つ。
AからHまであり日本はグループHでコロンビア、セネガル、ポーランドと総当たり戦をする事になる。
各グループは「ポット1」と呼ばれるFIFAランキング上位7ヶ国(ドイツ、ブラジル、ポルトガル、アルゼンチン、ベルギー、ポーランド、フランス)と開催国ロシアがシード国と配置されている。
次に「ポット2」と呼ばれる次のランクの国(スペイン、ペルー、スイス、イングランド、コロンビア、メキシコ、ウルグアイ、クロアチア)が配置される。
そして次に「ポット3」と呼ばれる次のランクの国(デンマーク、アイスランド、コスタリカ、スウェーデン、チュニジア、エジプト、セネガル、イラン)が配置される。
そして最後に「ポット4」と呼ばれる国(セルビア、ナイジェリア、オーストラリア、日本、モロッコ、パナマ、韓国、サウジアラビア)が配置される仕組みになっている。
という事は「ポット4」の日本が「ポット2」のコロンビアを破るという快挙を成し遂げたという事なのだ。
さてこのリーグ戦で勝てば勝ち点3、引き分けで勝ち点1、負ければ勝ち点はつかない。
このリーグの総当たり戦で上位2チームが「決勝トーナメント」への出場権を得ることができる。
32ヶ国のうち半分の16ヶ国に絞られるわけだ。
日本は過去において日韓ワールドカップでグループリーグを突破して一度だけベスト16になった事がある。
といっても開催国でありかなりのアドバンテージがあったのも事実だ。
今回のロシア大会のグループリーグを突破するには最低でも後1勝をして勝ち点3を取る必要性がある。
次の相手は「ポット3」のセネガルだ。
アフリカ勢ながらかなり組織的なサッカーをするらしい。
そして最後にあたるのは「ポット1」のポーランド。
昨日のコロンビア戦の様にあまりランキングの事は気にせずのびのびとやればグループリーグ突破もあるかもしれない。
頑張れ!日本。