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2026ワールドカップ

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6月13日モスクワで開催されたFIFA(Federation Internationale de Football Association=国際サッカー連盟)の総会でアメリカ、カナダ、メキシコ三国による共同開催が決定した。

サッカーワールドカップの開催国は

1930年 ウルグアイ

1934年 イタリア

1938年 フランス

1950年 ブラジル

1954年 スイス

1958年 スウェーデン

1962年 チリ

1966年 イングランド

1970年 メキシコ

1974年 西ドイツ

1978年 アルゼンチン

1982年 スペイン

1986年 メキシコ

1990年 イタリア

1994年 アメリカ

1998年 フランス

2002年 日本・韓国

2006年 ドイツ

2010年 南アフリカ共和国

2014年 ブラジル

2018年 ロシア

2022年 カタール

これを見ると経済状況が優先されるオリンピックと違い開催国のサッカー文化の浸透度が優先されるように思われる。

というのもワールドカップ開催の条件として、4万人以上収容のスタジアムが12ヶ所は必要で、開幕戦と決勝戦は8万人以上、準決勝は6万人以上収容が可能なスタジアムが必要となる。

 

問題は大会終了後に残ったスタジアムだ。

サッカー文化が根付いている国なら国内リーグでも観客が埋まるから問題がないが、文化がない国では「負の遺産」になりかねない。

 

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2002年の日韓ワールドカップが決まった際には、何故日本単独ではないかとがっかりしたが、今となってみれば共催のほうが良かったと思っている。

というのも日本が準備したスタジアムは10ヶ所。

 

 

そのうちサッカー専用にしたのは、「札幌ドーム」、「カシマサッカースタジアム」、「埼玉スタジアム2020」、「神戸ウイングスタジアム」の4ヶ所のみ。後は陸上競技場併設になっており、皆後々の利用目的を考慮した格好だ。

正直陸上競技場併設にすると観客席からの距離が遠くなりサッカースタジアムとして少々イメージダウンだが現状の日本のサッカー文化としてはこれがベストだったのではないだろうか?

 

比較的東京に近いイメージのある「埼玉スタジアム2020」でさえJリーグの試合が20回弱、国際的な試合も年数回しか実施していない。

頼みの綱のコンサートも芝を考慮して開催されていない。

正直、維持費が非常にかかるのだ。

 

ということでアメリカ、カナダ、メキシコ三国による共同開催だが、正直メキシコ以外はお世辞にもサッカーが盛んとはいえない。

アメリカの四大スポーツといえばアメリカンフットボール、バスケットボール、野球、アイスホッケーだ。

 

「メジャーリーグサッカー」があるとはいえ、その人気は四大スポーツには敵わない。

スタジアムを三カ国に分散することは賢者の判断だったのでないだろうか?

 

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