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中核都市とは

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「中核市」とは準政令指定都市として政令による指定を受けた都市の事である。

その要件は法定人口が20万人以上である。

政令指定都市は行政事務のそのほとんどを移譲されるが、中核都市の場合は福祉業務のみである。

 

 

大都市の指定には他にも「特例市」があったが2015年に廃止になった。

法定人口が50万人の政令指定都市まで届かない中堅の都市が指定を目指している。

現状指定を受けている都市は下記一覧である。

 

北海道
旭川市(人口およそ34万人)
函館市(人口およそ26万人)

青森県
青森市(人口およそ28万人)
八戸市(人口およそ23万人)

岩手県
盛岡市(人口およそ29万人)

秋田県
秋田市(人口およそ31万人)

福島県
郡山市(人口およそ33万人)
いわき市(人口およそ34万人)
福島市(人口およそ29万人)

栃木県
宇都宮市(人口およそ52万人)

群馬県
前橋市(人口およそ33万人)
高崎市(人口およそ37万人)

埼玉県
川越市(人口およそ35万人)
越谷市(人口およそ34万人)
川口市(人口およそ59万人)

千葉県
船橋市(人口およそ63万人)
柏市 (人口およそ42万人)

東京都
八王子市(人口およそ58万人)

神奈川県
横須賀市(人口およそ40万人)

富山県
富山市(人口およそ42万人)

石川県
金沢市(人口およそ46万人)

長野県
長野市(人口およそ37万人)

岐阜県
岐阜市(人口およそ40万人)

愛知県
豊田市(人口およそ42万人)
豊橋市(人口およそ37万人)
岡崎市(人口およそ39万人)

 

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滋賀県
大津市(人口およそ34万人)

大阪府
高槻市(人口およそ35万人)
東大阪市(人口およそ50万人)
豊中市(人口およそ40万人)
枚方市(人口およそ40万人)
八尾市(人口およそ27万人)

兵庫県
姫路市(人口およそ53万人)
西宮市(人口およそ49万人)
尼崎市(人口およそ45万人)
明石市(人口およそ30万人)

奈良県
奈良市(人口およそ36万人)

和歌山県
和歌山市(人口およそ36万人)

鳥取県
鳥取市(人口およそ19万人)

島根県
松江市(人口およそ20万人)

岡山県
倉敷市(人口およそ48万人)

広島県
福山市(人口およそ46万人)
呉市 (人口およそ22万人)

山口県
下関市(人口およそ26万人)

香川県
高松市(人口およそ42万人)

愛媛県
松山市(人口およそ51万人)

高知県
高知市(人口およそ33万人)

福岡県
久留米市(人口およそ30万人)

長崎県
長崎市(人口およそ42万人)
佐世保市(人口およそ25万人)

大分県
大分市(人口およそ48万人)

宮崎県
宮崎市(人口およそ40万人)

鹿児島県
鹿児島市(人口およそ60万人)

沖縄県
那覇市(人口およそ32万人)

 

ざっと見渡すと有名な都市が入っていない。

千葉県の東京に隣接する市川市と松戸市がそもそも入っていない。

 

両市とも人口およそ48万人と政令指定都市に手が届きそうな規模だ。

はなから政令指定都市を狙っているのかもしれない。

 

県庁所在地の山形市、水戸市、甲府市、福井市については2020年までに以降予定だ。

 

改めてみると都市の知名度と人口は比例していない事がわかる。

函館市や下関市は知名度の割には人口が思ったより少ないイメージだ。

 

人口のパイが減少している今、地方でもしっかり勝ち組負け組がでて来ている。

 

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