「スルフォラファン」という言葉を聞いたことがあるだろうか?
野菜のブロッコリーに微量含まれるファィトケミカル(植物栄養素)の一種だ。
ブロッコリーといっても通常、スーパーマーケットで販売されている野菜のブロッコリーではなく、スプラウト(最近よく耳にする言葉だが主に穀類、豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた新芽の事をいう。かいわれ大根もそのひとつ)の部分にその栄養素があることをアメリカのジョンズ・ホプキンス大学のポール・タラレー教授らが発見した。
その効果は「解毒作用」として体に入った発癌物質を無毒化し対外に出す「解毒酵素」が存在すること。
解毒として思いだすのが「肝機能」だ。
お酒が好きな人にとっては肝臓の解毒力が下がる事は一番注意しなくてはいけないことだからだ。
かくいう自分もスルフォラファンのサプリメントを定期的に摂取しているが、すこぶる調子が良い。
ただこれはあくまでも「個人の感想」だからこのサプリを摂取したからといって病気が治るわけではない。
サプリメントはあくまでもサプリメントである事をご理解いただきたい。
ところでこの「スルフォラファン」はスーパーなどでカップ入りの野菜としても販売されている。
見た目はまさしく「かいわれ大根」そのものだ。
価格は100~150円前後と非常にリーズナブルだ。
サプリメントのハードルが高い人はサラダ用の生野菜から試してみるのも良いと思う。
日本人は本当に不思議で一昔前にお酒を飲む方には、「しじみ」が良いとテレビで特集を組むと、皆が一斉にしじみを購入して、「干したほたての貝柱」が良いとテレビの健康番組で説明すると店舗からほたての貝柱が消えたこともあった。
要は健康に関する情報には流されやすいのだ。
まあそれだけ後めたい気持ちでお酒で飲んでいるかもしれない。
自分がお酒を飲む際に注意している事は植物系の高タンパクを肴にしている事だろうか?
豆腐やえだまめなどはかなり理にかなっているおつまみのようだ。
「酒は飲みたし。命は惜しし。」
お酒に対する向き合い方は人それぞれだ。適量だってシニアになればもちろんわかっている。
神様が与えてくれたお酒を楽しむ時間を人生末長く継続させるには、その人自身の自己管理にかかっている。
興味のある方は試してみてはどうか?