時代について行くのではなく、時代を追いかける。

シニアのための現代用語備忘録

エトセトラ

山手線新駅の場所

投稿日:

スポンサードリンク



 

東京都内都心部を走る山手線には現在29の駅がある。

一周34.5kmをおよそ1時間かけて走っている。

ラッシュアワーの時間帯には2~3分間隔でダイヤを組んでいる。

ローカル線で通勤、通学されている方には理解不能な路線だと思う。

ちなみに山手線の起点と終点はご存じだろうか?

車庫があるから池袋と大崎というのは間違い。

品川駅を起点にして渋谷、新宿、池袋と回り田端が終点となる。

「あれ?それでは環状線になっていない」と思われるかもしれないが東京駅-品川間は東海道線、東京-上野間は東北本線の線路を借りて走っているという考えた方なのだ。

もちろん山手線としての独立した線路は存在するが、このあたりが杓子定規な考えた方だ。

そこでもうひとつ疑問が生じないだろうか?

「東北本線は上野が起点では無いのか」という事。

もちろん現在では、上野・東京ラインができているので直通電車が走っているが、もともと東北本線の起点は東京だ。

スポンサードリンク



 

さて、山手線の基本情報を押さえたところで、本題の新駅の場所だ。

それは田町駅から1.3km、品川駅から0.9kmの位置になる。

この付近は現状、貨物線が豊富にあるところだが、前述の上野・東京ラインが完成したため、車庫機能を上野の北側の尾久や田端に移動する様である。

都内の道に明るい人であれば、国道15号線の脇の線路が見える当たりだ。都営地下鉄の泉岳寺駅のそばになる。

巷では新駅の駅名に「泉岳寺」なんて案もでているようだ。

住所で言えばこのあたりは高輪だから、高輪は有力かも?

どちらにしても2020年東京オリンピックに開業の照準を合わせているようなので来年には確定するのではないだろうか?

ところでここで雑学をまたひとつ。

品川駅の西側を「高輪口」という。

駅の東側は「港南口」で、どこにも品川の地名が無いのだ。

そう品川駅は品川区になくて港区にあるので品川という地名は無いのだ。

たぶんに品川宿の知名度から品川駅の地名を強引に持ってきたと思われるが、都内にはこのような駅が結構多い。

例えば目黒駅があるのは品川区、新宿駅の甲州街道より南側は渋谷区という具合だ。

あと面白いところでは秋葉原駅。

この駅名の由来はもちろん「秋葉原」という地名だ。

と言っても秋葉原駅周辺は東京都千代田区外神田だ。

実をいうとこの住所があるのは台東区秋葉原である。

都内の道に詳しい方ならご理解いただけると思うが、昭和通りと蔵前通りの交差点の座標軸のX軸Y軸ともマイナスの位置にある狭いエリアだ。

秋葉原駅から歩いて10分程度(御徒町駅からもほぼ同じ)だ。

興味のある方はぜひ訪れてみては?

スポンサードリンク



 

-エトセトラ

Copyright© シニアのための現代用語備忘録 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.