この「ハッシュタグ」なる言葉はシニアのまわりの方も使われている方が多いと思う。
まずはこのハッシュタグの基本的な知識から。
このハッシュタグを使うタイミングは主に、「ツイッター」や「facebook」、今流行の「インスタグラム」などでも使われている。
簡単に言うと、自分のコメントの中にあるKEYとなる言葉の前に「#」とつけて、その前後をスペースを置くことにより、キーワードとして認識させる手法だ。
なぜこんな事をするのかというと、同様の趣味を持つ人達が検索する際の指標にさせるため。
例えば「サッカー」という言葉にハッシュタグをつけておけば、無名のあなたのつぶやきも他のサッカー好きな人の目にとまる可能性があるいうわけだ。
ご存じの通り、現代のsnsの評価は「フォロワー数」で決まる。
「フォロワー」とは自分のSNSをお気に入りに設定している人の事。
多い人になると素人でも何十万人を集めている人もいる。
では何故「ハッシュタグ」というのか?
先ほどの「#」を「シャープ」と思っている人がいると思う。
シャープとは音楽用語で「半音あげる」という意味だが、パソコンのキーボードの数字の「3」にあるのはシャープではなくて、「井桁」もしくは「ハッシュ」「番号符」「ナンバー記号」などという。
音楽のシャープを呼び出すには、「シャープ」で変換をすれば出てくる。よーく見ると「♯」と横棒が右斜め上にあがっているのがわかる。
だから「ハッシュタグ」となる。
そもそもこの「タグ」なる言葉はホームページ製作をかじったことのある人は頻繁に接する言葉だ。
ホームページの構文をHTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)というが、この構文の基礎となるのが、タグなのである。
タグは日本語でいうと「ふだ」とか「商品の値段、材質などをしるした札」の意味だ。
HTMLでは文章をこのタグでくくる事により、文字の大きさや色、書体などいろいろな設定ができる。
簡単にいうと服についているタグに近いものなのかもしれない。
材質、洗濯方法など必要最低限度の情報を記載する事によりその製品の価値を高めている。
今後、ICタグなどこの「タグ」なる言葉がかなり生活に入ってくると思われる。
知らない間に人間のレベルをこのタグに記録される日が来るかもしれない。