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シニアのための現代用語備忘録

エトセトラ

過保護な日本の親達

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自分は定期的に行きつけの病院に行く。

他のシニア世代の方と同様、持病の高血圧の薬を絶やす事ができないからだ。

 

これがとにかく時間がかかる。

薬を受け取るだけで半日仕事になってしまう。

 

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最近では診察を受けないと薬を処方してくれないのも時間がかかる要因でもある。

コロナ禍という事もあり以前より待合室は空いている。

 

がそれでも後から後から患者がやってくる。

そんな折り、非常に気になるのが二人で病院に来ている人達だ。

 

どう見ても高校生ぐらいの子供に40歳代の母親が付き添いで来ている。

自分はそんな光景をみるとその双方に呆れてしまう。

 

高校生ぐらいの子供には、「その歳になってなお一人で病院に来れないの?」と言いたい。

また母親には、「いつまでも子供に寄生するな」とも言いたい。

 

もちろん小学生ぐらいの子供の付き添いなら何ら問題ない。

自分の記憶では中学生の時には一人で病院に行っていた記憶がある。

 

特に母親に「中学生になったら病院ぐらい子供一人で行かせろ」と言いたいのだ。

とにかく日本の親達は過保護になっている。

 

ある企業の人事担当の人から聞いた話だが、最近では入社試験には着いてくる親がいるらしい。

さすがに会社内に入る事はできないがどのような神経で子供に着いてくるのだろう?

 

親が着いてくれば入社試験に受かると思っているのか?

 

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仮に子供が「親が外で待っている」という旨の発言をしたら人事担当者はドン引きしてしまうとは思わないのだろうか?

「子供の事を心配してくれるやさしい親なんだ。」とは思う担当者はまずいない。

 

ほとんどの人事担当者は入社を希望する学生に「親がいないと入社試験も来れない人間」というマイナス評価をつける事になるだろう。

そんな事もわからずに子供に寄生する日本の親達。

 

そもそも過保護な日本の子育てはいつから始まったのだろうか?

自分が思うに過保護の始まりは出生率が低下したあたりからだと思っている。

 

1970年代の第二ベビーブームをピークにして出生率が「2」を割り始める。

つまり各家庭の子供は多くても二人、もしくは一人っ子になり始めた頃だ。

 

 

一人の子供に使えるお金も増え始めるわけだ。

親達は子供の生活に金も出すが口も出し始めたというわけだ。

 

子供はいつも親の顔色を伺っている。

これでは自立した大人に成長出来るわけがない。

 

子供に無関心になれと言っているのではない。

子供が体の不調を訴えたならまず一人で病院に行けるかを確認するのが本当の愛情ではないだろうか?

 

 

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