午前中の民法各局の番組といえばワイドショーの横並び状態だ。
ここ最近の番組ソースといえば新型コロナウイルスがほぼ7割。
残り3割は某俳優の不倫話などを絡めて番組が成立している。
興味が無いので他局にチャンネルを移すと今、見ていたチャンネルと同じような内容がこちらのチャンネルで放送されている。
それも内容はかなり酷似している。
この時間帯の視聴者といえば専業主婦か高齢者ぐらいだろう。
いくらターゲット層が確立されているとはいえあまりにも似すぎていないだろうか?
それにはからくりがある。
何故なら番組を作っている制作会社が皆同じだからだ。
テレビ番組は各放送局がすべての番組を作っているわけではない。
特にこの手のワイドショー番組は外注に丸投げしている場合が多い。
視聴率が稼げないこの時間帯はとにかく安い経費で、なおかつ万人受けするネタを扱うワイドショーがピッタリというわけだ。
そもそもそんなに視聴率が稼げない時間帯にワイドショーなんて必要なのかと思う。
いっそのこと午前中の数時間、午後の数時間はテレビの放送自体を取りやめても良いのではないだろうか?
話を戻そう。
ワイドショーの制作会社はコストをさげるためになるべく同じような番組を多く扱いたいという図式になる。
これは大量に製品を作れば生産コストが下がる工業的な発想と同じだ。
という事でそのワイドショーを一手に引き受けている制作会社がある。
元TBSのプロデューサーだった泉久次氏が立ち上げた「泉放送制作」という会社だ。
この泉放送制作のホームページに出て来る制作番組リストを見ると驚くというか恐ろしくなる。
TBSの「グッとラック」、「ひるおび」。
フジテレビの「とくダネ」、「ノンストップ」、「グッデイ」。
そしてテレビ朝日の「モーニングショー」。
東京キー局のワイドショーを軒並み制作している。
これでは確かに内容が似てきてもおかしくない。
ただ制作会社が一社に集中することに問題は無いのだろうか?
つまり偏向報道などワイドショーによる情報操作だ。
この泉放送制作が制作している番組のひとつにTBS、日曜日朝の「サンデーモーニング」がある。
皆さんもご覧になったことがあるだろう。
皆さんはこの番組に偏向性を抱いた事はないだろうか?
はっきり言うと明らかに半島寄りの内容だ。
韓国の徴用工問題や慰安婦問題への視点がおかしいと思った方は多いだろう。
メディアが完全中立とは鼻から思っていない。
ただこの番組は明らかに公共の電波を利用して偏向報道が行われている。
番組にイデオロギーを持ちこむことは戦時中に行われた「玉砕」報道などと同じ情報操作にもなる。
この「泉放送制作」が制作する番組の情報については鵜呑みしない方が良いかもしれない。