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おせちは作らない

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2020年の新春を迎えた。

といっても何かが変わるわけではなくとにかく新しい年がやってきた。

 

我が家では子供も独立しているので夫婦で慎ましく正月の朝が流れていく。

ところで我が家の正月の食卓を飾る「おせち」はご多聞にもれず通販で購入したものだ。

 

そう我が家ではおせちは作らない。

昨今は夫婦のみ世帯が増えてこともあり「おせち」の通販は活況のようだ。

 

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思えば幼い頃は12月29日ぐらいから母親が「おせち料理」の準備に余念がなかった。

ごぼうやレンコンを煮込む香りに年の瀬を感じたものだ。

 

我が家では餅つきはしなかったが当時流行っていた「餅つき機」がフル稼働していた事を思いだす。

最近はこの年末の風物詩ともいえる「おせち」作りをする家庭がめっきり減った。

 

もともと「おせち」は大量生産を想定している。

多品種の具材を使うためスーパーで最低の量を用意してもそこそこの量が出来上がってしまう。

 

ところが昨今の正月は三日の箱根駅伝を見終えると一気に正月気分も覚め、ファミレスでランチでも食べようかという話になってしまう。

悲しいかな飽食の時代の現在では「おせち」は三日も嗜好が持たなくなっている様だ。

 

という事で「おせち」を大量に作って廃棄するぐらいなら既製品の「おせち」を購入しようとする意識になる。

 

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経済的であるし理にかなっているという事だろう。

悲しい事だが時代の流れだ。

 

「おせち」の市場規模は約600億円と言われている。

それも毎年右肩上がりが続いているとの事。

 

その主戦場はもちろんネット通販だ。

正月が近づいてから生産しても間に合わないので夏場から作って冷凍庫に保管しているらしい。

 

 

市場規模が拡大の一途なので各社が「おせち」に寄せる期待は非常に大きい。

実をいうと「おせち」に限らず中食市場は拡大傾向にある。

 

今年は特に消費税率も絡んでいる。

中食のマーケティングは完全に女性がターゲットにしている。

つまり女性が楽になるような商品を作れば当たるというわけだ。

テレビでも家事が楽になるような商品のテレビコマーシャルばかりだ。

 

間違っても「この年末に作りたい料亭のおせち料理」なんていう料理番組の企画は出てこない。

スポンサーが付かないからだ。

 

いつのまに日本はこんなに女性にやさしい国になってしまったのだろうか?

おせち文化が衰退していく日本。

 

このままいくと今年の年末も我が家ではおせちを作らないだろう。

 

100均は本当にお得なのか?

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