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政治・経済

2020年人口減少

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年の瀬に凄いニュースが飛び込んできた。

日本の出生数が初めて90万人を割ったというものだ。

 

2019年はおよそ86.4万人で予測よりも2年早く推移している。

自分は日本という国が好きだ。

 

そして自分が亡き後も未来永劫、繁栄していて欲しいと思っている。

でも国を支えていく子供達の減少は国の没落を意味する事になる。

 

2020年人口減少はさらに進むのではないだろうか?

「2045年市町村将来推計人口ランキング」という資料がある。

 

2015年から2045年にいたる日本の市町村の人口増減率をランキングとしてまとめたものだ。

興味のある方はググって欲しい。

 

地方都市のタワマンは時限爆弾

 

2045年といえば自分が存命かどうかはわからない。

しかしこの資料の数字はあまりにも深刻だ。

 

2045年の推計人口ランキングベスト5は

 

1.神奈川県横浜市 344.6万人(-7.5%)

2.大阪府大阪市 241万人(-10.4%)

3.愛知県名古屋市 217.3万人(-5.3%)

4.北海道札幌市 180.5万人(-7.5%)

5.福岡県福岡市 165.4万人(7.5%)

 

となる。

 

人口の後のカッコ内のパーセンテージは2015年との増減率を表わしている。

つまりベスト5のうち福岡市を除くすべての都市が減少になっているのだ。

 

なお東京都は区部でランキングしているのでトップ10には顔を出さない。

 

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その他の政令指定都市を見てみると

 

6.神奈川県川崎市 154.9万人(5.1%)

7.京都府京都市 129.7万人(-12.1%)

9.埼玉県さいたま市 128.5万人(1.7%)

10.広島県広島市 129.5万人(-15.7%)

11.宮城県仙台市 92.2万人(-14.7%)

 

13.千葉県千葉市 90.5万人(-6.9%)

15.福岡県北九州市 77.1万人(-19.8%)

17.大阪府堺市 70.7万人(-15.7%)

18.静岡県浜松市 70.4万人(-11.7%)

19.熊本県熊本市 69万人(-6.8%)

 

20.新潟県新潟市 68.8万人(-15%)

21.岡山県岡山市 68.4万人(-4.9%)

22.神奈川県相模原市 63.6万人(-11.6%)

30.静岡県静岡市 56.7万人(-19.5%)

 

となっている。

 

現状の政令指定都市でプラスになっているのは6位の神奈川県川崎市の5.1%、9位の埼玉県さいたま市の1.7%だけだ。

北九州市と静岡市にいたっては20%近い減少が予想されている。

 

 

特に静岡市は政令指定都市ではない千葉県船橋市や埼玉県川口市にも抜かれている。

その他30%超える減少が見込まれる地方都市をあげてみると

 

青森県青森市、山口県下関市、北海道函館市、広島県呉市、静岡県沼津市、青森県弘前市、茨城県日立市、北海道釧路市、栃木県足利市、愛媛県今治市、大阪府守口市、広島県尾道市、山口県岩国市、宮城県石巻市、大阪府大東市、宮崎県延岡市、北海道北見市、大阪府松原市、山形県鶴岡市、岩手県奥州市、岩手県一関市、福岡県大牟田市などなど有名ところが並んでいる。

 

大阪府の守口市や松原市、大東市は大阪市に隣接している都市だ。

また茨城県の日立市や宮崎県の延岡市などは大企業の企業城下町だ。

 

本当に日本は大丈夫なのか?

2020年人口減少について今一度議論をする必要があるだろう。

 

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