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ワンチームの使い方

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2019年ユーキャン「新語・流行語大賞」の年間大賞に「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれた。

この「ワンチーム」はもちろんラグビーワールドカップ日本代表のスローガンである。

 

大会開催国としてベスト8に残った事も評価されたのであろう。

これに関しても不満がある人はまずいないだろう。

 

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自分的には流行語大賞はどうでも良いのだが、関連するサイトを運営する以上触れないわけにはいかなそうだ。

「ワンチーム」とはもちろん「ひとつのチーム」という意味だ。

 

2020東京オリンピックのマラソンコースがIOCにより札幌に変更する案が持ち上がった。

その際に小池東京都知事が持ち出したのが「ワンチーム」だった。

 

要は皆で作り上げてきたオリンピックであった事を主張したかったのであろう。

その主張もオリンピック憲章の前には諸刃の刃だった。

 

ワンチームの使い方はどこか結束を確認する場面が多いような気がする。

日本人はもともとチームプレーのスポーツが好きではなかった。

 

武道においては「一対一」が基本だ。

日本人はこの「一対一」の個人戦が好きなのだ。

 

日本に定着したスポーツのひとつに野球がある。

野球はチームプレーのスポーツじゃないかと言われるかもしれない。

 

でもチームプレイといいながら野球の主たる戦いは投手とバッターの「一対一」の勝負だ。

 

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日本人がアメリカ発のスポーツを受けいれた背景にはやはり「個人戦」の感覚があったからかもしれない。

ところが1993年にJリーグが発足すると状況が一変した。

 

チームプレイの面白さを日本人がわかり始めたのだ。

サッカーはひとつのボールを追いかけて相手ゴールに入れるゲームだ。

 

古代のサッカーにおいてはそれこそボールに多くのプレイヤーが集まりチームプレイという概念は無かったと思う。

でも近代における組織サッカーはこのスポーツの面白さを各段に向上させた。

 

 

フォワードの得点はチームの得点なのだ。

日本人にもこのチームプレイの概念が定着したのかもしれない。

 

だから「ワンチーム」という言葉を使い始めたのだろう。

またワンチームの使い方には応用が効く。

 

良い結果もさることながら、悪い結果になった時にはチームメイト全員の責任の分散に使えるからだ。

「皆一丸となってワンチームで挑んだが力及ばなかった」のような使い方だ。

 

「ワンチーム」とはチーム内で突出した人間を作らないための伏線なのかもしれない。

 

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