スマホの画面に緑色の「LINE」と表示されたアプリがある事はご存じだろうか?
シニアの方でも特に女性はこのアプリを使いこなしている方も多いだろう。
最近ではヤフーとの統合の話も出ているが、そもそもの「LINE」はLINE株式会社がサービスを提供するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の事だ。
一説には災害時に一般の携帯よりも連絡手段として役に立つという話さえある。
しかしほとんどのシニアの方のイメージは「出会い系の性犯罪」または「いじめ」の温床になっているというネガティブなイメージだろう。
また某タレントの不倫相手とのやりとりが何故かオープンになってしまうなどLINEのデメリットばかりを感じていると思う。
ところがまんざらそれも間違っていないのだ。
実をいうとこのLINE株式会社は日本の会社ではない。
親会社は韓国の「ネイバー株式会社」という会社(韓国最大のポータルサイトを運営している)だ。
ところでこの「LINE」には少々胡散臭い噂がある。
このネイバーの創業者である李海珍(イ・ヘジン)氏は元国家情報機関の出身なのだ。
そんな事もあって「LINE」には韓国側に情報が流れているという噂が絶えない。
アメリカがなぜあそこまで「ファーウェイ」排除するのか?
それはもちろん情報流出の危惧があるからだ。
でもなぜそれがわかるのか?
それは同じようなことをアメリカ側も研究しているからだ。
通信端末の覇権をとるという事はそういう事なのだろう。
自分は使っていないがアメリカ製のスマホには「ファーウェイ」のようなスパイウェアが入っていないと信じたい。
しかし日本政府の「LINE」に対する対応はあまりにも寛容だ。
実をいうと2014年に韓国政府が「LINE」のデータを傍受している事を日本の出版社が暴露した事がある。
この件について「大韓民国国家情報院」がデータの収集・分析していた事を認めた事がある。
もちろんこれに関して日本側のLINEは公式に拒否している。
しかし実際のところ「LINE」は限りなくグレーなのだ。
女子会のランチの約束をとりあうぐらいならさして問題はない。
ただ各種パスワードや暗証番号などむやみに入力しないほうが良いだろう。
ましてや不倫のお付き合いをしているカップルの情報交換ツールとしては不向きだと思ったほうが良い。
LINEのデメリットを知ったうえで上手に利用するべきだ。