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政治・経済

空売りの仕組み

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株に興味の無い人でも「空売り(からうり)」という言葉を聞いた事があるだろう。

一般的に株は株価が上昇傾向の際に利益が出るとされている。

 

ところが株価が下降局面においても利益を出す事ができる。

それはこの「空売り」の仕組みを利用するのだ。

 

「空売り」の仕組みを簡単に説明するとこうなる。

通常の株取引は「現物取引」と言われる。

 

証券会社の口座にある自分の資金で株取引を行うものだ。

ところがある程度の実績のある投資家は自己資金を使わずに証券会社の保有する株を借りて売買する事ができる。

 

これが「空売り」と言われるものだ。

「空売り」は「現物取引」に対して「信用取引」とも言われる。

 

例えばある株を証券会社から1,000株借りたとしよう。

その株を市場で100万円で売った。

 

ひと株あたり1,000円だ。

その後その株が何等かの理由で600円になったとしよう。

 

このタイミングでその株を買い戻せばひと株あたり400円の利益が確定できる。

つまり数時間の間に40万円のキャピタルゲインを得ることになる。

 

なぜワイドショーの内容は皆同じなのか?

 

ただこれはかなりのリスクをはらんでいる。

下手をすると株価が上がって赤字になることもあるからだ。

 

事前に下がる情報を知っていない限りできない行動ともいえる。

 

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仮に事前に知っていたとすればそれは「インサイダー情報」による不正取引となる。

そう「空売り」で大儲けした話の裏側にはこの「インサイダー取引」がついてまわる。

 

 

さてこのところだいぶ落ち着いた感のあるアルバイトによる不適切動画のテロ。

実はこれには「空売り」が絡んでいるのではないかというネット上の噂がある。

 

例えば有名外食産業で働くバイトを探しだして不適切動画を準備させる。

もちろん通常のバイトより破格の条件をださないとあのような馬鹿な事はしないだろう。

 

「空売り」が完了したところでアルバイトにネット上に不適切動画をアップさせる。

その後その株に一斉に売りが殺到し株価は急落する。

 

株価が下がりきったところでその株を買い戻せば大商いの完成だ。

目先の金に騙されてアップした動画が大体的にマスコミに取り上げられて社会問題化する。

 

話は訴訟にまでおよびアルバイトは事の重大さにやっと気がつき一生を棒に振るという図式だ。

あまりに出来過ぎた話だがあなたはどう思われるだろうか?

 

100均は本当にお得なのか?

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