株式会社ブランド総合研究所が毎年発表している「都道府県魅力度ランキング」という資料がある。
2019年の都道府県魅力度ランキングも来月には発表される。
今年のランキングの前に昨年2018年のデータを紐解いてみたい。
1位: 北海道
2位: 京都府
3位: 東京都
4位: 沖縄県
5位: 神奈川県
6位: 奈良県
7位: 大阪府
8位: 福岡県
9位: 長野県
10位: 長崎県
11位: 石川県
12位: 兵庫県
13位: 静岡県
14位: 宮城県
15位: 愛知県
16位: 千葉県
17位: 広島県
18位: 鹿児島県
19位: 青森県
20位: 宮崎県
21位: 熊本県
22位: 富山県
23位: 大分県
24位: 秋田県
25位: 山梨県
26位: 岩手県
27位: 愛媛県
27位: 福島県
29位: 三重県
30位: 山形県
31位: 新潟県
32位: 島根県
32位: 高知県
34位: 香川県
34位: 岡山県
36位: 和歌山県
36位: 山口県
38位: 滋賀県
39位: 福井県
40位: 岐阜県
41位: 鳥取県
42位: 群馬県
43位: 埼玉県
44位: 栃木県
44位: 佐賀県
46位: 徳島県
47位: 茨城県
となっている。
相変わらず北関東が低迷している。
特に最下位の茨城県は常連で定席になってしまった感がある。
地元に言わせれば大きなお世話かもしれないが、観光客が減る事はやはり痛い。
インスタ映えするとして今年のゴールデンウィークも観光客で賑わっていた「国営ひたち海浜公園」の青い「ネモフィラ」畑で巻き返しを計りたいところだろう。
自分の住んでいる県も低迷しているが冷静に分析してみると上位につけている県にはそれなりの理由がありそうだ。
上位に名前を連ねている県はあきらかに「食」に関するポイントが高いという事だ。
北海道は誰もが納得する食の宝庫だ。
京都は歴史に裏付けされた独特の食文化がある。
トップ10でももっとも納得が行くのは福岡県だ。
特に福岡市はこのご時世に人口増加状態にある。
ビジネスで訪れている人もその食の美味しさに圧倒されている。
「からし明太子」は福岡出張のビジネスマンからブームが起きたと言われている。
もしこの「都道府県魅力度ランキング」で上位につけたかったら「食」のポイントをあげる事が最優先事項だろう。
またこれは自分の持論だが「魅力度」=住みたい街ではないようだ。
でなければ北海道の人口がこんなに低迷するわけがない。
つまり自分の居住地にないものにその価値を見出しているだけなのだ。
だから下位に低迷していても何も心配をする事はない。
住めば都だ。
しかしこんなランキングに一喜一憂するのも平和な国民だと思う。