先日の健康診断の結果を見て驚いてしまった。
最近かなりお腹が出てきたが「中性脂肪」の数値が激増してしまったのだ。
「中性脂肪」は体に必要なエネルギーではあるが血中にあまり増えすぎると「肥満」や「脂肪肝」の要因になるようだ。
今回「ガンマーGTP」は不思議と落ち着いている。
ただこのまま「中性脂肪」をほっておくと「心筋梗塞」や「脳梗塞」になりかねない。
これは本意ではない。
そこでネットで対策を調べてみた。
もちろん原因は食生活だ。
ただ「中性脂肪」だからといって「脂肪」を減らせば良いのかといえばそう単純な話ではないようだ。
どうもご飯やパンなどの炭水化物のほうが厄介のようなのだ。
ちなみに最近では「炭水化物ダイエット」なるものが流行っている。
「炭水化物」をコントロールできればダイエットが出来るのだが炭水化物は主食のために一筋縄で行けそうにない。
炭水化物が「中性脂肪」を上昇させる仕組みとはどのようなものか?
簡潔に説明すると炭水化物が体内に入るとブドウ糖となり、血液の中へ入っていく。
その時に血糖値が上昇するがその血糖値を下げるためにインスリンが分泌される。
そして血液中の糖が中性脂肪に変わるという事らしい。
つまり「炭水化物」を減らす事が一番の近道だが、「炭水化物」は「たんぱく質」、「脂肪」と並ぶ「三大栄養素」であるため安易に減らすことは体に良くない様なのだ。
そのため「炭水化物ダイエット」に警鐘をならす意見も多い。
そうなると誰もが考えるのが中性脂肪を下げる食べ物の摂取だろう。
一般的に良いとされているのは人気の青魚だろう。
一時期スーパーから「サバの水煮缶」が消えた事があった。
セサミンなどのテレビコマーシャルで良く聞く「EPA(エイコサペンタエン酸)」が豊富に含まれているので血液中の中性脂肪の増加をおさえてくれる。
また納豆には血管の中の血栓を溶かして血液をサラサラにしてくれるのは有名は話だ。
特にお酒を飲まれる方はこのあたりのおつまみが良いのではないだろうか?
そしてもっとも大切な事が適度な運動だ。
もともと「脂肪」はエネルギーとして体内に備蓄されている意味合いが大きい様だ。
運動をすることにより「脂肪」を消費していく事になる。
エネルギーが足らなければ「内臓脂肪」からも消費してくれる。
中性脂肪を下げる食べ物だけに頼るのではなくもっと動きまわる必要があるようだ。