好評の三桁国道、今回は470号から479号まで旅してみたい。
主に関東地方を走ってきた460番台。
470番台はどこに進むのか?
国道470号 (石川県輪島市-富山県砺波市)
国道471号 (石川県羽咋市-岐阜県高山市)
国道472号 (富山県射水市-岐阜県郡上市)
国道473号 (愛知県蒲郡市-静岡県牧之原市)
国道474号 (長野県飯田市-静岡県浜松市)
国道475号 (愛知県豊田市-三重県四日市市)
国道476号 (福井県大野市-福井県敦賀市)
国道477号 (三重県四日市市-大阪府池田市)
国道478号 (京都府宮津市-京都府久世郡久御山町)
国道479号 (大阪府豊中市-大阪府大阪市)
中部地方がメインになるようだ。
国道470号の起点である石川県輪島市は朝市で一世を風靡した事のある観光の街だ。
もともと国鉄七尾線が走っていたが、その後第三セクターの「のと鉄道七尾線」となり2001年に穴水以北つまり輪島までは廃線の憂き目を見ている。
現在輪島市の人口はおよそ2万6000人。
ピーク時の半分以下になってしまった。
やはり鉄道がなくなると人口減少にも拍車がかかるようだ。
国道473号は愛知県蒲郡市から北上して山岳地帯を経て静岡県の御前崎の北にある牧之原市に向かうルートだ。
総延長およそ250kmでもちろん好き好んでこのルートを使って蒲郡から牧の原に向かう人はいないだろう。
多くの方の予想通りに「酷道」としての高い評価をもらっているようだ。
Youtubeにもたくさんの動画がアップされている。
興味のある方は検索してみてほしい。
国道475号を地図上で探しても見当たらないだろう。
この国道は「東海環状自動車道」と呼ぶほうが一般的である。
豊田市から北上して名古屋市の周囲を環状で結んでいる。
関東でいうところの「東京外かく環状道路」にあたる。
こちらもまだ工事中で岐阜付近で道路は途切れている。
国道478号もまともに地図を眺めていても見つからないと思う。
「京都縦貫自動車」のほうが一般的な呼び方になっている。
京阪神地域から天橋立方面への利便性を考慮された国道だろう。
国道479号ほどわかりやすい国道も珍しい。
豊中市付近は少々わかりづらいが吹田市-守口市と来て淀川を渡って大阪市内に入ると直線で南下する。
そして瓜破で直角に西に曲がって終点の住之江区に至る。
大阪という街は結構な碁盤の目になっている。
国道479号もそれにのっかったというところだろう。