2020年の東京オリンピックまでまもなく一年になる。
待ち遠しい限りである。
自分は観戦用のチケットは申し込まなかったが、マラソン競技は沿道に出ようと思っている。
今回を逃すとたぶん存命の間に夏季オリンピックを日本で見る事は不可能だろう。
せめてオリンピックの気分だけでも味わいたいところだ。
冬季については札幌市が2026年招致に向けて動いているので見れる可能性は決してゼロではない。
ただ夏の北海道は大好きだが冬に行くのは少々しんどい。
とにかく世界的なお祭りごとだから少しぐらいは目に焼き付けておきたいのだ。
ところでこのところ地震が多くないだろうか?
6月18日には山形県沖を震源とするマグニチュード6.7の地震が起きている。
新潟県の村上市では震度6強を記録している。
そして6月24日の午前9時11分に千葉県南東沖でマグニチュード5.5の地震が起こっている。
東京都の千代田区でも震度4を記録している。
そしてその日の夜19時22分には今度は静岡県の伊豆半島東方沖でマグニチュード4.1の地震が起こっている。
静岡県の熱海市では震度4を記録している。
今回は特に静岡県という事でドキっとした方も多かったのではないだろうか?
太平洋側の地震といえば「南下トラフ地震」の不安が皆刷り込まれている。
思わず避難バッグを手にした方もいたかもしれない。
日本列島が4つのプレート(北アメリカプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレート、ユーラシアプレート)の上にのっているのは有名な話だ。
そもそも地震はプレート同士の衝突が原因とされている。
今回の三つの震源を見てみるとその仕組みが理解できる。
山形県沖は北アメリカプレートとユーラシアプレートにぶつかり合いによるものだ。
千葉県南東沖は北アメリカプレートと太平洋プレート。
そして静岡県の伊豆半島東方沖はもっとも厄介で北アメリカプレートとフィリピン海プレートそしてユーラシアプレートの三つがぶつかる地震の巣窟のようなポイントが熱海沖にあるのだ。
ということでつい心配になってしまうのが東京オリンピックの地震のリスクだ。
オリンピックは過去において戦争有事による中止はあっても天災による中止は聞いたことがない。
願わくば来年、東京オリンピックが終わるまで大きな地震が起きてほしくない。
もとい。
出来たら未来永劫、大きな地震は起こって欲しくないものだ。