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シニアのための現代用語備忘録

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センター試験の天候

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本日と明日は大学入試のセンター試験が行われる。

1月という一年で一二位を争う寒さのこの時期に人生を決める試験を行うというのも酷な話だ。

 

日本はどうしても年度初めを4月にしている以上、この状況を変えるのは至難の業だろう。

今年は北日本で荒れていたものの本日は峠を越えたところが多かったようだ。

 

それでも明日は北海道の札幌市や旭川市また青森県、秋田県、山形県、石川県などの日本海側でには雪の予報がでている。

受験生の皆さんにはありきたりだが、「時間の余裕を持って」移動して欲しいものだ。

 

ところでこのセンター試験だが一般的な認識だと各県の国立、公立大学で実施されると思われがちだが現在は私立の大学でも多数行われている。

地域別に見ると北海道は北海道大学を中心に19校にも及ぶ。

 

最北端は稚内市内にある稚内北星学園大学である。

東京都は東京大学を中心に67校にもなる。

 

愛知県は名古屋大学を中心に34校。

京都府は京都大学を中心に20校。

 

大阪府は大阪大学を中心に33校。

福岡県は九州大学を中心に26校。

 

そして沖縄県は琉球大学を中心に6校。

最南端のセンター試験会場は琉球大学の「県立八重山高等学校試験場」になりそうだ。

 

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場所は石垣島になる。

ちなみに稚内の本日の最高気温がマイナス2℃だ。

 

石垣島の本日の最高気温が25℃である。

その温度差はなんと27℃。

 

 

センター試験とはいえ条件がここまで違うのだ。

大学入試センター試験は、昭和54年から実施されていた国公立大学向けの共通第1次試験の代替えとして平成2年から国公大学に私立大学を合わせて実施されている。

 

本来の高等学校教育の基礎学力を確認するもので問題になっていた「難問奇問」が排除されている。

国公立大学の出願資格は「センター試験で各大学が指定した教科・科目を受験した者」と規定されている。(一部の推薦選抜を除く)

 

多くの国公立大学はセンター試験で5(もしくは6)教科7(もしくは8)科目で合計950点分の受験が必須になる。

ちなみに私立大学はセンター試験の結果を入学者選抜にどのように使用するかは各大学が個別に決める事ができる。

 

最近では高校後半になると学校の授業をそっちのけで入試の勉強をすることが問題になっていた。

高校の基礎学力を考査することはある意味理にかなっている思う。

 

受験生の皆さんには明日も試験が残っている。

落ち着いて試験に向き合ってほしいものだ。

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