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おみくじで待ち人来る

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不思議なもので初詣でに行くと普段ほとんど神社に興味のない人でも敬虔な「神道徒」になっている。

日本人というのは生活の中に本当に宗教が入っていない思う。

 

生まれた時に親に連れられて鳥居をくぐる。

「お宮参り」はもはや定番化した人生における始めての宗教行事である。

 

そして結婚適齢期になる。

多くのカップルがここではキリスト教の教会での結婚式を望む。

 

普段、教会にすら行った事のない人がこの日だけはイエスの洗礼を受ける事になるのだ。

そして最後の瞬間、ほとんどの日本人が仏教へその身を委ねることになる。

 

海外の人から見れば確かに不思議な宗教感かもしれない。

かくいう自分も実は結婚式をキリスト教の教会らしき所であげている。

 

ある意味この無宗教感が日本の平和をもたらしているような気もする。

有史以来、地球上で起きる紛争は少なからず宗教と宗教の戦いである。

 

また時には同じ宗教でも解釈の違いによる派閥同士の争いも絶えない。

海外からみたら「都合が良い」とか「ずるい」と言われるかもしれないが宗教は広く浅くあるべきだと思う。

 

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前置きが長くなってしまったが毎年初詣での時期になると不思議でしょうがい光景がある。

それは神社にできるおみくじ売場に行列だ。

 

見終わったおみくじが結ばれた木の状況を見ると尋常じゃない数のおみくじが購入されている。

はたから見ているとその年の運勢を占っているというよりも初詣で来た時のルーチンの作業になっているようにも思える。

 

 

そもそもその時の内容を一体どれだけの人が把握しているだろうか?

三日もすればもうすっかり忘れているはずだ。

 

そのおみくじの内容のなかでも自分が一番ひっかかるのが「待ち人来る」だ。

ここでいう「待ち人」とはいったい誰なのか?

 

恋人ではないと思われる。

恋人なら「恋愛」のほうに「成就」とでるからだ。

 

そうなると仕事関係だろうか?

それならば「商い」のところに「商機あり」とかでるはずだ。

 

また子供であれば「出産」のところに「安産となり」とでるのではないだろうか?

ここでいう「待ち人」とはかなり昔の通信網がない時代の内容に思えてしょうがない。

 

そんな夢のない事を言っているから幸福の「待ち人」が来ないのだろうか?

来年はひとつそのよく見えない「待ち人」を待ってみようかと思う。

 

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