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北方領土の旅行

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現状、「北方領土」はロシアの統治下にあるのでロシア政府からビザの発給を受けて渡航する事になる。

ただ日本政府は「北方領土」の領有権を主張しているのでそのような方法で渡航する事は良しとしていない。

 

またロシア側も日本との外交問題を嫌って通常は北方領土へのビザの発給はしていないのが現実だ。

ところがここに来て北方領土問題が佳境を迎えているようだ。

 

 

11月14日の日露首脳会談で日本側は1956年の「日ソ共同宣言」を基礎に考えて4島返還から2島(歯舞、色丹)の先行にシフトしたと発表。

ところがその翌日にはロシアのプーチン大統領が「日ソ共同宣言」には「2島の主権については書かれていない」と発言をした。

 

もちろんロシア流の揺さ振り行為だがここに来て北方領土(二島)返還についてはかなり具体的な展開が見えてきたようだ。

ただ仮に返還されたとしも一般の観光客の旅行は商売になるかと勘ぐってしまう。

 

初めのうちは島民の暮らしなど興味も働き観光客も押し寄せるだろう。

もちろんこの北方領土には昆布や鮭、カニなどの食品は豊富にありそうだ。

 

ただそれは根室からの日帰りで済みそうな旅行でもある。

 

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とてもこの二島に滞在して北方領土の自然を満喫しようという気分にはなれそうもない。

温泉についても択捉や国後ならまだあるかもしれないがこの二つの島ではあまり期待ができそうもない。

 

政府は島が戻れば観光業が乗りこんでくると目論んでいるだろうが投資に見合うリターンが望めなければ進出は期待できないという事だ。

むしろ世界遺産である「知床」のような手つかずの自然公園的な展開のほうが長期に安定的に客を呼べるような気がする。

 

本州でよくありがちな俗世間的な観光地にしたら絶対に失敗するだろう。

近い将来、羽田や関空から直行便が飛ぶ日が来るかもしれない。

 

それは北方領土の本当の意味での終戦の日になる。

戦争とは70年にもおよぶ傷跡を残すことになる。

 

日本は今後、他国に対して戦争をしかける事はないと思うが世界の情勢はあまりにも一発触発の状況だ。

日本のまわりには中国、北朝鮮、ロシアと火種になりそうな国が隣接している。

 

そう日本は隣人を選べる立場にないのだ。

日本の立ち位置を留意しながらも平和を構築していくしかないだろう。

 

そんな事を思いながら北方領土の地図を見つめていた。

 

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