好評の三桁国道、今回は330号から339号まで旅してみたい。
四国地方から九州、沖縄にを移動した320番台。
330番台はどこに進むのか?
国道330号 (沖縄県沖縄市-沖縄県那覇市)
国道331号 (沖縄県那覇市-沖縄県国頭郡大宜味村)
国道332号 (沖縄県那覇市-沖縄県那覇市)
国道333号 (北海道旭川市-北海道北見市)
国道334号 (北海道目梨郡羅臼町-北海道網走郡美幌町)
国道335号 (北海道目梨郡羅臼町-北海道標津郡標津町)
国道336号 (北海道浦河郡浦河町-北海道釧路市)
国道337号 (北海道千歳市-北海道小樽市)
国道338号 (北海道函館市-青森県上北郡おいらせ町)
国道339号 (青森県弘前市-青森県東津軽郡外ヶ浜町)
沖縄県まで到達した後再び北海道へと戻る320番台。
気になる国道を見てみたい。
沖縄な主要幹線である国道58号と前回触れた国道329号の間をバイパス線のように国道330号は進んでいる。
那覇市内の重要な通りにもなっている。
国道331号は那覇市内から空港を抜けて沖縄本島の南側の海岸線をまわって与那原町が一見終点に見えるが、その後国道329号の重複区間を経て沖縄本島北部の大宜味村にいたる壮大な国道だ。
そして久しぶりにでてきた同一自治体間を結ぶ国道332号。
こちらはわかりやすく那覇市の明治橋から那覇空港を結ぶ実延長3.9kmの国道だ。
やはり港湾や空港を結ぶ道路は国策的に管理されるようだ。
さて舞台は再び2,000キロ北に飛ぶことになる。
国道333号は北海道第二の都市の旭川市からオーホツク総合振興局の主要都市である北見市を結ぶ。
自分の個人的な意見ではオーホツク総合振興局(旧網走支庁)の中心都市は網走市ではなく北見市だと思う。
これはその地に行けば一目瞭然だと思う。
圧倒的に北見市のほうが都市が規模が大きいからだ。
さてその北見市と網走市の中間にあるのが国道334号の終点になっている美幌町だ。
ここから斜里にぬけて「知床峠」を超えて太平洋側の羅臼にいたる。
「知床峠」は北海道をこよなく愛する自分がお奨めするポイントでもある。
日高地方の浦河町から釧路市にいたるのが国道336号だ。
自分もえりも岬を経由して車で走ったことがあるがこれまた絶景だ。
国道338号の終点を見て「奥入瀬」を思いだした方もいると思うがこのおいらせ町は八戸市と三沢市に挟まれた太平洋に面した町だ。
もちろん函館市から大間町までは国道279号と重複の海上区間になる。
この沿線にはおもしろいところがある。
皆さんは日本一の砂丘はどこかご存じだろうか?
「鳥取砂丘」では間違いだ。
正解は下北半島の太平洋側に位置する「猿ヶ森砂丘」になる。
広さは鳥取砂丘のおよそ30倍の15,000ヘクタールもある。
なぜこの地が観光地として有名でないのか?
それはこの砂丘全域が防衛装備庁の下北試験場になっており一般の人が入れないからだ。
さて再び本州に戻ってきた330番台。
340番台は再び東北地方を南下するのか?