東京の地下鉄には経営母体に関係なく路線番号が通しで割り当ててられている。
今回は12号線と言われている都営地下鉄大江戸線について触れてみたい。
ところでこの通し番号の割り当て方についてもう一度復習する。
この番号はその路線の西側が時計まわりに東京湾に近いルートからカウントされている。
要は都内の西側の終点地域から時計の反対まわりに海に近い所から番号が割り振られているという意味だ。
西馬込駅がある都営浅草線が一号線となっている。
さて地方から来られた方にとって一番なじみがない路線の筆頭とも言えるのが「都営地下鉄大江戸線」ではないだろうか?
移動の方向がJR山手線とかぶっているのもあると思うが、そもそもあまり主要なターミナルを通っていないということも関係しているのではないだろうか?
大きな駅と呼べるのは新宿駅、上野御徒町駅(厳密には上野駅から少々距離がある)ぐらいではないだろうか?
もちろん六本木駅や青山一丁目駅などの人気の街もカバーはしているのが少々役不足かもしれない。
でもこの路線を乗りこなす事が東京の地下鉄を把握する上で大きなポイントになる。
例えば都内各所から都庁方面に向かう何らかの手段で新宿駅に行き、そこから歩く事になる。
ところがこの大江戸線どちらのルートからも直接、東京都庁にのアプローチができる。
また環状線(厳密には環状運転はしていない)なで各駅との乗り換えがすこぶる便利だ。
ただし都営線から東京メトロ線に乗り換える場合は料金が再度発生するので注意が必要だ。
テクニックとしてはいかに都営線でルートをまとまるかにかかっている。
例えば今銀座にいるのなら東京メトロの銀座駅ではなく都営浅草線の東銀座から乗車する。
またお茶水付近にいるなら少々あるいて都営新宿線の小川町から乗車するなどで料金を節約することができる。
自分は都内の小さな地図を持ち歩いて地下鉄の駅を探して都内をよく散歩したものだ。
特に現代では便利はスマホがある。
とにかく都内の地下鉄の駅は想像以上に近接している。
先ほどの銀座駅と東銀座駅はとなりの駅だがあなたの地元のローカル線の感覚では考えられないほど近い。
200~300mほどしかないのだ。
だからよく地図を見てどう乗れば安く速く移動できるのかを考えて地下鉄を利用する事をお奨めする。