日本人の感覚として「割りばし」は未使用のものだから衛生的であるという先入概念がある。
果たして本当に衛生的だろうか?
「割りばし」を未使用のうえ紙袋入っている。
これ以上衛生的なものはないという事だろう。
それではその割りばしを作るところを見たことがあるだろうか?
そしてどのような状態で袋詰めされているかもご存じだろうか?
一般的に日本で流通している割りばしのほとんどの製造が中国で行われている。
この中国での割りばしの生産の工程を見たら食欲がなくなるだろう。
日本人は普段から「作り手の性善説」の思いこみがある。
ただしそれは日本でしか通用しない。
そもそも日本国内でもあてにならなくなってきている。
先日も某ファーストフードショップのパンから人間の歯がでてきたとニュースになっていた。
有名外食産業だから安心・安全というのはもはや死語のような気がする。
昔、ある取引先の担当の方から「割りばしは衛生的だと思いますか?」という質問された事がある。
そうこの取引先の担当の方は中国の割りばしの生産現場の現状を知っていたのだ。
中国の割りばし製造の現状についてはYoutubeなどにもアップされている。
ご興味のある方は「中国 割りばし 製造」といれて検索してほしい。
その後の割りばしを使うのが怖くなるかもしれない。
なぜこうも杜撰なのか?
それは中国国内の割りばしの衛生面の判断基準がないからだろう。
そして日本人側にも問題があると思う。
それは白い割りばしを好むからだ。
日本では白い割りばしが好まれると聞くと彼らは手段を選ばない。
中国の工場では割りばしのあの白さを保つために強力な防カビ剤や漂白剤が使用されている。
日本では年間260億膳の「割りばし」が消費されているという。
もちろんそのほとんどがこの中国製だろう。
単純計算をすると日本国民一人あたりで年間210本程度は使用している計算になる。
そうあなたもこの危険中国の割りばしを年間210回も口に入れているのだ。
最近では一部の外食産業で割りばしをやめる動きがある。
一般の箸に戻しているのだが、これは洗浄のコストからも人件費の高騰につながる。
でもトラブルが起きるよりは安あがりという判断だろう。
誤解のないように付け加えおきたい。
高級な店では国産にこだわり日本国内で割りばしを厳しい衛生管理のもとで生産されている所もある。
すべてがすべて危険という事だけはないと付け加えたい。