元フジテレビの人気アナウンサーだった近藤サトさんが素敵な白髪でテレビ番組に出演されていた。
近藤サトさんは白髪を染めて隠すことをやめておりあえてその白髪を露出させているとの事。
薄毛もさることながら白髪にも悩まされている自分としてはその姿勢に感銘を受けた。
女性にとって髪は命だ。
昨今はいろいろなヘアカラーをしている女性もいるが、我われシニアの男子にとっては「長い黒髪」は永遠の憧れだ。
近藤サトさんは20代の頃から「白髪を隠さなくいけない」という一種の脅迫観念に悩まされていたようだ。
そして現在は「自然体」でいたいという事で白髪染めをやめてしまってグレーヘアにしているとの事。
自分は一週間に一回は髪を染めている。
確かに脅迫観念に似たものを感じて染めていともいえる。
薄毛の同じだが「周囲からの視線」がもっとも気になっているからだ。
そもそもいつから「白髪」を染め始めたのか?
ビジネスマン時代に同世代の男性が若く見えたことから始めたような気がする。
要は男女とも一番気にしているのは「同世代の異性」であり「同世代の同性」の視線なのかもしれない。
特に女性は「同世代の同性」の目を非常に気にしている。
よく思うのが男性誌の表紙を飾るのは女性だが、女性誌の表紙を飾るのは女性だ。
いつの時代も女性は他の女性を気にしているかもしれない。
ところで白髪を防ぐ抜本的な方法はないのだろうか?
実をいうと白髪は「チロシン」というアミノ酸の老化により減少にともない起こると言われている。
このチロシンを補給するには「大豆」、「カツオ」、「たらこ」、「チーズ」などの摂取が有効的なようだ。
ただ近藤サトさんのような「自然体」という発想も悪くないように思えてきた。
確かに髪の毛を染めるのは最低限の「身だしなみ」と思われがちたが、白髪がまわりに人に不快感を与えているともいえない。
だから白髪を染めることは「身だしなみ」ではないのだ。
むしろ色よりもバサつく白髪をいかに清潔溢れる髪型に保っておくほうが「身だしなみ」と思われる。
もちろん自分の場合はその保っておく髪の量自体が減っているのでその選択肢もかなり厳しい。
いっその事最後は「坊主」にしようかと思っている。
そして白髪を染めることもしない。
これがもっとも潔よく清潔な身だしなみのように思えるからだ。