先日、かかりつけの病院に血圧の薬をもらいに行った時の話だ。
待合室にはたくさんのインフルエンザ予防接種待ちの患者がいたように思われる。
自分は過去にインフルエンザにかかったこともなければこの予防接種を受けたこともない。
実際自分のまわりもそういう人が多いようだ。
インフルエンザにかかり易い人とかかり難い人がいるらしい。
という事がある酒席で話題になった事がある。
その時その場にいたメンバーは皆さんインフルエンザの経験がない。
この時ふと仮説が思いついた。
「酒飲みはインフルエンザにかかり難いのではないか?」というものだ。
もちろん医学的な根拠はない。
まさかアルコールが口内や胃の中を殺菌しているとも思えない。
そこで皆さんに「なぜインフルエンザ予防注射」を打たないのかと聞いたところその回答がいかにも酒飲みだったのだ。
それは接種当日の飲酒が出来なくなるからだ。
インフルエンザ予防接種後は当日の飲酒が禁止されている。
そう酒飲みは自分の飲酒を阻害される要因から逃げる傾向にある。
もちろんかかった事がないから予防しようとする意識も希薄になるだろう。
ということで病院のインフルエンザ予防接種の際に「習慣的な飲酒の有無」についてアンケートをとったら結構面白いデータが取れるのではないかと思っている。
結果によっては「インフルエンザ予防のために飲んでいる」という酒飲み特有の理屈が始まるかもしれない。
酒飲みはとにかく飲む口実を探している。
とはいえシニア世代も歳とともに抵抗力が無くなっているのも事実だ。
いくら今大丈夫でもいつどうなるかはわからない。
インフルエンザ予防接種を受けないまでも最低限の予防は心掛けたい。
人ごみにいかない。
特に電車などに乗る際にはマスクを着用したい。
また家に帰ったら手洗い、うがいの慣行。
ストレスをためない。
そしてバランスの良い食事を心がけるなどさして難しい事はないのだ。
インフルエンザの症状は風邪に似ていると言われる。
それも38~40度の高熱や関節痛、筋肉痛などがおよそ1週間続くことになる。
また呼吸器や心臓に疾患を持つ高齢者は最悪の場合、死に至る場合もあるようだ。
若い頃ならまだしも抵抗力のなくなったシニア世代には少々現実的な話になるようだ。
酒の話はさておき予防できるものは予防した方が良いのではないだろうか?