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エトセトラ

複雑な東京の地下鉄10

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東京の地下鉄には経営母体に関係なく路線番号が通しで割り当ててられている。

今回は9号線と言われている東京メトロ千代田線について触れてみたい。

 

千代田線の起点は足立区の綾瀬駅で終点は渋谷区にある代々木上原駅になる東京を北東から南西につなぐ路線になる。

北側はJR常磐線と直通運転しており茨城県の千葉県の我孫子駅、取手駅(早朝のみ)まで直通させている。

 

南側は小田急線に直通運転しており成城学園前駅、向ヶ丘遊園駅、相模大野駅に直通させている。

特にこの地下鉄を複雑にしているのが北側のJR常磐線との直通部分だ。

 

綾瀬駅から先は実質的に常磐線なのだが、亀有駅、金町駅、北松戸駅、馬橋駅、新松戸駅、北小金駅、南柏駅、北柏駅には千代田線しか停まらない。

感覚としては千葉県の我孫子駅が千代田線の起点のようなものだ。

 

だから上野駅や東京駅方面に行かれる方は途中駅の柏駅や松戸駅、北千住駅での乗り換えが必要になる。

さてこのJR(当時の国鉄)が千代田線と直通運転を開始するのあたって生まれた山手線の駅があるのはご存じだろうか?

 

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それは「西日暮里駅」だ。

ルート上どうしても山手線との交点に駅が必要になり「西日暮里駅」が生まれてた。

だから日暮里駅と西日暮里駅の距離は500mと山手線の中でもっとも短いのだ。

 

南側の小田急線にも複雑な部分がある。

こちらは複雑というか非常に利便性の高いものだ。

 

それは地下鉄線内に小田急線の有料の特急電車が乗りいれている事だ。

「メトロはこね」は北千住駅から箱根湯本駅まで平日1往復土休日3往復の運転をしている。

 

小田急は地下鉄線内に特急電車を走らせるために新型ロマンスカーの「MSE」の開発をしている。

しかし各駅停車が基本の地下鉄に特急を走らせるには時間的な制約がある。

 

現状、地下鉄線内の停車駅は北千住駅、大手町駅、霞が関駅、表参道駅の4駅のみになっている。

北千住駅を始発にしたのは凄いと思う。

 

 

北千住駅はJR東日本管内10位のターミナルである事は確かだが、この駅には鬼怒川温泉に特急を走らせている東武鉄道のターミナルでもある。

千代田線を媒体にして小田急と東武の温泉客の奪い合いという側面も見えてくるのだ。

 

でもそれも東京という大きな市場があっての事だ。

東京の地下鉄はさらに複雑さを増していくようだ。

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