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伊方原発の危険性

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ヤフーの地図を開いて愛媛県の佐田岬半島を探し出す。

細長く印象的な半島はそのまま九州は大分県の佐賀関半島に届くのではないかというぐらい接近している。

 

この半島の根元付近から北西の方角に四国電力の「伊方原発」がある。

この「伊方原発」が今月27日に再稼働を始めた。

 

11月にはフル稼働をして11月28日には営業運転に移行することだ。

そもそもこの「伊方原発」は昨年の12月の広島高等裁判所の熊本県の阿蘇カルデラで噴火が起きた場合に火災流が原発まで到達する危険性があるという事で「運転差し止め仮処分」により運転が止まっていた。

 

にもかかわらず今年の9月に同じく広島高等裁判所が「破局的噴火が起きる可能性の根拠がない」ということで仮処分を覆していまったのだ。

阿蘇山から「伊方原発」まで直線距離でおよそ120km。

 

火災流が届くかというたぶん届かないだろう。

そもそも「伊方原発」まで火災流が届いたらその手前にある大分市や別府市まで壊滅してしまう。

 

ただ自分はこの原発の危険性は火災流ではないと思っている。

北半球においては暗黙の了解で大都市の南西には原発を作らないという定説がある。

 

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偏西風が吹いているため、事故の際に北東にある大都市に甚大な被害がでるからだ。

ここでいう大都市とは大阪を中心として京阪神地区の事だ。

 

誤解のないように大都市の人間だけが助かれば良いという話をしているのではない。

問題は実被害もさることながら日本経済に与える影響が大きすぎるからだ。

 

先日の台風で関西国際空港が高潮の影響を受けた。

また橋が壊れるなどの被害がでたが国の対応は早かった。

首都圏の次にGDPを稼ぎだす京阪神地域の経済の停滞は国の没落を意味する。

 

 

原発は他の発電設備に比べてランニングコストが安いと言われる。

しかし安全運転に至るまでの研究費用やまた最悪の事態を起こした場合の事後処理の費用は従来の発電装置と比べようもない。

 

原発のコストが安いなんて机上の空論なのだ。

ところが原発は国策なのかわからないがとにかく一旦計画が決まると止まらない。

 

とにかく推進ありきなのだ。

それはこの発電システムにかかわる利権もあるだろう。

 

企業も相応の投資をしている。

でもあえて自分は訴えたい。

 

日本は他の国と比べて地震のリスクが大きすぎる。

今こそ勇気ある撤退をするべきだ。

 

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