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シニアのための現代用語備忘録

エトセトラ

シニアの終の棲家

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最近老後の住まいについて真剣に考えている。

子供と同居するつもりはないのだが、果たして現状の家にこのまま住めるのだろうか?

 

現状の家は建売住宅の4LDKの一般的な二階建だ。

果たしてこの二階という構造がこのまま機能するのか不明だ。

 

子供が出来た頃は理想的な間取りだと思っていたが今後の事を考えると少々使い勝手が悪くなるような気がする。

まだ健脚だが理想は平屋だろう。

 

部屋数はリビングと和室の一部屋もあれば夫婦では困らないと思われる。

そもそも理想的な「終の棲家」とはどんなものだろうか?

 

最近はもし金銭的な余裕があるならどこに住みたいかと自問自答している。

といっても金銭的な余裕などないのであくまでも理想論だと思ってほしい。

 

というのは昨今の日本の夏場の気温だ。

当初は北海道の十勝あたりに住みたいと思っていた。

 

北海道でも一番雪が少ないとされる地域だ。

また農産物や魚介類も豊富に手に入る。

 

東京に所要があれば空路で1時間40分。

それも一日7便も飛んでいる。

 

自分的には理想的な「終の棲家」候補地だった。

 

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ところが今年の十勝地方のみならず北海道全域でものきなみ30度超えの気温。

松山千春の地元の足寄町では35.2度を記録している。

 

こうなると状況は本州と同じだ。

今後普及率の低い北海道でもエアコンが飛ぶように売れるのではないだろうか?

ということで最近では「終の棲家」候補として北海道は消えつつある。

 

そこで考えたのが都内と新幹線で結ばれている避暑地だ。

関東で有名な「軽井沢」はだが、先月の8月5日と8月21日に38度を記録している。

 

軽井沢駅付近の標高が940mとされている。

標高940mで38度ではもはや「軽井沢」は避暑地ではなくなっているのだ。

そうなると「軽井沢」も候補から外れる。

 

 

こうなると日本の夏場に快適に暮らせそうな所は富士山の五合目のようなかなり高地に行かないと無理なのかもしれない。

つまるところ現状の関東地方に住もうが北海道に住もうが軽井沢に住もうが状況は同じという事だ。

 

それなら冬場に比較的雪の少ない関東のほうが選ぶしかない。

「住めば都」という言葉もあるがまさにその通りなのかもしれない。

 

とかく人は「隣の芝生が青く見えがち」だ。

「終の棲家」は変わらず今の我が家になりそうだ。

 

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