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シニアのための現代用語備忘録

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シニアの禁煙

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2018年今年の10月1日からセブンスターが一箱500円に値上げされる事が決まっている。

これだけ煙草に逆風が吹いている時に値上げするメーカーもたばこ税の増税に勝てないというところだろう。

 

一箱500円という事は一服すると25円がチャリンと言いながら煙となって消えていく計算だ。

それでも喫煙者の方は煙草を吸うと思う。

 

思いかえせば自分も28歳まで煙草を吸っていた。

学生時代は麻雀が大好きでリーチをかけると煙草を吸っていた。

 

ちなみにこれを「テンパイ煙草」という。

「テンパイ」とはもう一個牌をツモってくるか誰かが振り込めば上がれる状態の事をいう。

 

まわりの苦悩する顔を見ながら吸う「テンパイ煙草」が格別の味だった。

徹マン(徹夜麻雀のこと)になると一晩で三箱すう事もあり、朝は煙草の吸いすぎで吐き気がするほどだった。

 

当時、自分の吸っていたのは「ハイライト」で、確か一箱150円だたと思う。

アルバイトの給料がでたらカートンで買っておくのが習慣だ。

 

そんな自分も働きだすと急にまわりに健康志向の風が吹いてくる。

皆、結婚して奥さんから「禁煙勧告」が出始めていたからだ。

 

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そんな環境の中、自分も一念発起して煙草を止めてみた。

一日目とにかく落ち着かない。

 

これがニコチン中毒というものなのか?

三日目があたりが一番きつかったが、何とか2週間目を迎えた日に思わず口にしてしまった。

 

 

くらくらする。

始めて煙草を吸ったあの時の感覚だ。

 

自分はそのまま煙草の箱と灰皿を捨ててしまった。

何とか2週間の禁煙で煙草と縁を切ることができたのだ。

 

それからは知人と酒を飲みに行って勧められても口にすることはなかった。

思いかえせばそれほど好きで吸っていたのではなかったのだ。

 

という事でシニアの方にも禁煙をしてもやめられない人が多いと思う。

残りの人生の長さを計ってこのまま煙草と心中するという人もいるかもしれない。

 

ただこれだけは覚えていてほしい。

煙草を止めた人が実感する事。

 

それは煙草を吸っている人は臭い。

とにかく臭い。

 

正直ソバに寄ることもできない。

煙草を吸っているとその自分の臭いもわからないのだ。

 

たぶんに奥さんはその臭いに辟易してると思う。

一服25円の税金を払って不健康になるのはあなたの自由。

 

ただあなたはその臭いが公害になっている事を今一度認識した方が良いと思う。

 

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