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シニアのための現代用語備忘録

エトセトラ

シニアの湯布院

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博多駅を出発して鹿児島本線を南下する。

福岡県第三の都市でありブリヂストン創業の地である久留米市の久留米駅から久大本線に入り大分県の「由布院駅」に到着する。

 

乗ってきた特急は「ゆふいんの森」という人気特急だ。

博多-由布院間を二往復、博多-別府間を一往復している。

 

同ルートで大分、別府方面に向かう特急の「ゆふ」も博多-別府間二往復、博多-大分間を一往復している。

本線とはいえローカル線久大本線に6往復の特急を走らせるほどの人気を支えているのが「湯布院温泉」だ。

 

そこで疑問が生じないだろうか?

駅名は「由布院」だが街中には「由布院」と「湯布院」の地名が混在している。

 

実をいうとどちらの表記でも問題ないのだ。

もともと湯布院は昭和30年に由布院町と湯平町が合併してできた町だ。

 

だから旧由布院町を含む場合は「由布院」と表記して旧湯平町を含む場合は「湯布院」となる。

ちなみに大分自動車道のインターは「湯布院IC」となっている。

 

さてこの湯布院温泉の人気の秘密は何かご存じだろうか?

日本の温泉地につきもののあのけばけばしい歓楽街が無かったことだ。

 

だから女性客に人気の火がついた。

 

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当時は企業の社員旅行も減り頭を痛めていた日本各地の温泉地が多かった。

この素朴な街作りの「湯布院温泉」の成功は他の温泉地の今後に一石を投じた形となった。

 

当時はこの湯布院から近距離にある熊本県の黒川温泉も同様の手法で集客に成功していた。

こちらは田の原川沿いの24軒の温泉旅館が協力して歓楽的なイメージや派手な看板などを排除して、統一的な街並を作る事で集客に成功している。

 

また「入湯手形」なるものを作りお客さんが自由にいろいろな宿の温泉に入れるシステムを構築している。

一軒の一人勝ちを作るのではなく温泉街全体を盛り上げたのだ。

このシステムはその後「温泉手形」として各地の温泉街に普及する事になる。

 

 

話を湯布院に戻そう。

湯布院の駅を出て正面に見えるのは由布岳だ。

 

由布岳方面に「湯の坪街道(ゆのつぼかいどう)」を進む。

お土産屋さんや雑貨店、美術館が並ぶ通りを抜けると「金鱗湖(きんりんこ)」で出る。

 

湖底の一部から温水と清水が湧き出る「金鱗湖」は湯布院きっての人気スポットだ。

この街はコンパクトに必要なものだけが詰まっているような気がする。

 

長期滞在するもよいし、別府温泉へでて温泉比べをするのも良いだろう。

大分県は温泉天国だ。

 

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