我々シニア世代にとって横浜という所は東京とは一線を画すお洒落な街のイメージがある。
デートコースといえばJR根岸線の関内駅を起点に「横浜中華街」、「山下公園」、「横浜マリンタワー」そしてちょっと足を伸ばして「港の見える丘公園」あたりが定番のコースだった。
最近の若い人は若干違う様で駅で言えば「みなとみらい線」の「馬車道駅」を起点に「赤レンガ倉庫」を闊歩するのが主流だろう。
ちなみにシニアの女性の方はどちらかというと横浜駅で降りて高島屋かそごうにショッピングに行くの主流になっているのかもしれない。
今回はシニアの皆さんにハイヒールではなくスニーカーで歩く横浜の旅を提案してみたいと思う。
車で横浜にアプローチするのであれば一度は走ってみたい首都高湾岸線だ。
大黒パーキングエリアの前後にある「鶴見つばさ橋」と「横浜ベイブリッジ」から見る横浜は絶景だ。
夜景は尚更だ。
ただ間違っても首都高の路肩に車を停めることだけはしてはいけない。
さて場所を「港の見える丘公園」に移そう。
ここは時代が変わってもカップルたちの聖地である事は変わらない。
港の風景を堪能したら下に降りずに西側の出口に向かう。
ここから「横浜外国人墓地」、「元町公園」を経て「山手公園」方面に向かう。
沿道には教会が並びフェリス女学院高校もある。
この風景は日本ではない。
まさに欧米の街並みが広がるも横浜らしい風景だ。
さてここからは若干距離があるが南東に進むと本牧に突き当たる。
戦後、進駐軍の住宅が並んだ本牧はアメリカグラフティーの世界だった。
現在でもカフェやレストランはそのテイストを残しており来る人の期待を裏切らない。
ちょっと距離は離れるが久しぶりに新横浜に行ってみてはいかがだろう。
新横浜のイメージは新幹線の駅のイメージでかなり田舎のイメージをお持ちのはずだ。
ところが今の新横浜といえば横浜の副都心のようのビル街になっている。
また最近では生麦ジャンクションから首都高横浜北線も繋がり非常に便利になった。
近くには「日産スタジアム」やコンサート会場として有名な「横浜アリーナ」、そしてあの「ラーメン博物館」もある。
様変わりした新横浜を見てみるのも良いだろう。
ということで観光的に有名なところを外して提案してみた。
横浜は坂の多いところだ。
自分の健脚と相談して歩いてみてほしい。