前回の続きだ。
皆さんにお奨めしたいのがレンタカーによる「北海道」の旅だ。
「北海道でっかいどう」というキャッチコピーがあったが、北海道は自分で運転しないとその大きさが実感できない。
という事で北海道を千歳から海岸線を反時計まわりにまわっている。
今回は根室から出発しよう。
北海道を旅するなら道東だ。
と昔ある作家が言っていたが、自分も本当にそう思う。
風景が日本の風景ではない。
これはシベリアだ。
という事で道東を旅するのだがまずYahoo!の地図を開いてみる。
根室から国道44号を西に向かうと風蓮湖なる「汽水湖(きすいこ)」が現れる。
この湖が素晴らしい。
北海道といえば摩周湖や阿寒湖などをあげる人も多いが自分はだんぜんこの湖だ。
といってもこの湖の良さは厚床から国道243号を北上して別海町から国道244号に入り「野付半島」に入っていかないとわからない。
「野付半島」は厳密には「砂嘴(さし)=海水によって運ばれた土砂が堆積してできた地形」で全長がおよそ26kmある。
トドワラ(立ち枯れたトドマツ林)に向かう遊歩道は絶景だ。
尾瀬にあるような遊歩道が海へと続いている。
自分は夏の早朝に行ったが霧立ち込める中を歩いていくのはあまりにも幻想な風景だ。
時間に余裕のある方はできたら根室や中標津あたりに宿を取って早朝行く事をお奨めする。
「野付半島」は絶対に行くべきだと思う。
さて国道335号を北上して知床峠に向かう。
知床に関しては世界遺産でありいろいろな方が記事にしているのでさらっと飛ばす。
ただこの峠を自転車で超える方もいるようだが、ヒグマには細心の注意を払うべきだ。
またヒグマには車でむやみに近づかない方が良いだろう。
このあと一般的な観光バスは「原生花園」、「網走監獄」と向かうのだろう。
こちらは興味のある方だけ行かれると良いかと思う。
自分的にはちょっと内陸に入るが「藻琴山温泉」をお奨めしたい。
ベストシーズンは5月~6月だ。
温泉を囲む小高い山一面のシバ桜がピンク色に染まる。
こちらの「藻琴山温泉」も全国的にあまりメジャーになっていないがお奨めの場所。
とにかくここも車がないと来れないところだ。
本日も距離をあまり稼げなかった。
北海道とは名前が知れてないところでも絶景の見どころはたくさんある。
次回もそんなところにこだわって旅してみたい。