自分は夏場の動き出しが早い。
というよりも酒を飲むとどうも寝るのが早くなり結果として朝早く起きてしまうのだ。
だから厳密に言うと夏だからというのは語弊がある。
でも夏場は4時頃には明るくなりはじめるので冬場よりは動き出すのは確実に早いのだ。
この歳になると心の中ではひとつの言葉が鳴り響いている。
「Time is money」
残された時間を考えると少しの時間も無駄にはしたくない。
という事で日本でも以前より導入が検討されては立ち消えていたサマータイムについて考えてみたい。
実は先日、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森善郎元総理大臣が暑さ対策の一環として「サマータイム」の導入を提言していた。
結果として政府の回答は「国民生活に大きな影響がでる」という事で今回は棚上げとなった。
確かに国民全員に「サマータイム」を認知させるのに2年という時間があまりにも短すぎるともいえる。
それでは「サマータイム」とはいったいどのようなものか?
サマータイムを導入する場合、スタート日の深夜0時を1時に修正する。
そしてサマータイム終了日にその一時間を戻すことになる。
なぜこんな事をするのかといえば、明るい時間が増える。
仕事終了後の余暇時間が増える。
などのメリットがあるとされている。
でも現在日本では働き過ぎが問題になっておりサマータイム導入によって労働時間が増えてしまうとも言われている。
さてこの面倒そうなサマータイムを導入している国は、ヨーロッパ各国(一部を除く)、カナダ(一部を除く)、アメリカ(一部を除く)、メキシコ(一部を除く)、オーストラリア(一部を除く)、ニュージーランド(一部を除く)、ブラジル(一部を除く)、チリなどだ。
ヨーロッパなどは国単位で行っているがその他の国は国内で別れている。
逆に不便さを感じてしまうのは自分だけだろうか?
本来、経済活動を促進させるのが目的でもあるサマータイムが逆に経済を混乱しかねないと思ってしまう。
だから仮に日本で導入するとなるとコンピューターシステムのすりあわせなど相当混乱が起こると思う。
概ね日本での導入は難しいと思うのだが皆さんのご意見はいかがだろうか?