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シニアのための現代用語備忘録

エトセトラ

天才な詩人たち

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思えば自分達の世代から歌の詩が変わってきていると思うのは自分だけだろうか?

自分は演歌の路線に行かなかったが俗にいう「歌謡曲」はだいぶ変わってきたと思っている。

 

本日は自分の気になった作詞家二人に焦点をあててみたい。

1973年「スター誕生」からアイドルとしてデビューした山口百恵はその3年後、宇崎竜童、阿木燿子夫妻に作詞、作曲を委ねる事になる。

 

その第一段の「横須賀ストーリ」で山口百恵はアイドル路線から本格派路線へと舵を切ることになる。

「初恋草紙」、「夢先案内人」、「イミテーションゴールド」とヒットを飛ばしていく。

 

そして「プレイバックPart2」が出てきた時に多くの人が度肝を抜かれる事になる。

「馬鹿にしないでよ。」、「坊やいった何を教わってきたの」と完全に山口百恵をイメージを変えてしまったのだ。

 

この阿木燿子なる女性はその後のいろいろな詩を見ても天才の片りんを感じさせる。

キャンディーズの引退を飾る曲として発表された「微笑み返し」の詩に驚いた。

 

キャンディーズの数々のヒット曲を歌詞に絡めて辻褄を合わせた事。

そしてサビの部分の「おかしくて涙が出そう」だ。

 

メロディーもさることながら、なんと端的で心に突き刺さる言葉だと思った。

阿木燿子は女性の強さも弱さも魔法の言葉にすり替える。

 

自分が推す一人目の天才だ。

 

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そしてもう一人。

この人は今は亡き大瀧詠一の「A LONG VACATION」の全曲の歌詞描き下ろしでも有名な松本隆だ。

 

 

「A LONG VACATION」の中でも如何なく彼の才能は発揮されている。

例えば「カナリア諸島にて」にでてくる「風も動かない」という表現だ。

 

とても日本人の発想とは思えない。

これも端的に心に残るフレーズだ。

 

ただ自分がこの人の歌詞が凄いと思ったのは松田聖子の「ガラスの林檎」だ。

実はこの曲の作曲はYMOの細野晴臣で仕上がりもおよそアイドルの歌う歌とは思えない仕上がりだ。

 

このなかで松本隆の卓越した歌詞と思えるのが「聞こえないふりしてるあなたの指をかんだ」というところだ。

その昔、伊東ゆかりのヒット曲に「小指の思い出」があるが、この歌詞の中で小指は男性がかじったものだった。

 

時代の流れとはいえ女性が噛む事。

そしてそれをいとも簡単にバラードに中に埋め込んだ事に驚いた。

 

この人も自分が推す天才だ。

 

特に松本隆のヒット曲は多い。

ぜひネットで調べてみてほしい。

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