7月11日ベスト4だったイングランドとクロアチアが激突した。
結果は2対1でクロアチアの勝利。自分が推していたクロアチアが決勝に進んだ。
かたやフランスは日本が負けたベルギーを破り決勝に進出。
7月16日に深夜にクロアチアとフランスが対決する事になる。
クロアチアもさることながらフランスの強さは折り紙付きだ。
今回は決勝は最高に盛り上がるのではないだろうか?
さて日本が負けてめっきり静かになってしまった日本のマスコミだが、ワールドカップはもう次の話に移行しようといている。
2022年ワールドカップの次期開催地をご存じの方はいるだろか?
それは中東のカタールだ。
カタールと言えば思い出すのは首都の「ドーハ」だ。1994年のワールドカップアメリカ大会アジア予選で日本がイラクに同点に持ち込まれて初出場の切符を失ったいわゆる「ドーハの悲劇」の舞台になったところだ。
実はこの2022年のワールドカップには我が日本をはじめ、スペイン、ロシア、ポルトガル、ベルギー、オランダ、イングランド、韓国、アメリカ、オーストラリアが開催を立候補していた。
もともと砂漠地帯でサッカーができるのかという疑問もあり、開催地決定に際しては疑惑報道もなされた曰くつきの大会だ。
熱さ対策として空調付きの屋根付きのスタジアム案がでていたが最終的にFIFAが2022年の11月から12月にかけての冬開催に修正した。
ということで問題は解決したかのように思えたが皆さん昨年のカタールを騒動を覚えているだろうか?
2017年6月、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、エジプト、イエメン、モルディブ、モーリタニアなどのイスラム国家がカタールに対しての国交断絶を発表する。
その理由はカタールがサウジアラビアと対立するイランへと接近している事。またエジプトとサウジアラビアがテロ組織に指定している「ムスリム同胞団への支援としている」というもの。
カタール側は非難しているがサウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、エジプトの4ヶ国はカタールに13項目の要求を送付した。
その内容は「衛星テレビ局アルジャジーラの閉鎖」、「カタール国内に駐留するトルコ軍基地の停止」、「イランとの国交縮小」などでカタール側はこの要求を拒否した。
そして今日まで断交が継続しているのだ。
平和の象徴であるオリンピックやワールドカップは基本的に軍事的に揉めているところでの開催はない。
実際、開催国がカタールに決まった際にはこの問題は起きていなかった。
問題はこれからのアジア、アフリカ予選だ。
当時国は予選に出場するのか?
そもそもワールドカップカタール大会は無事開催されるのか?