「チャット」という言葉を聞いたことがあるだろう。
シニアの方にはとかく「アダルト」のイメージのある言葉かもしれない。
確かに「アダルト」関係に使われている場合が多いが「チャット」はインターネット上における「リアルタイム(今)」のコミュケーションツールの事である。
「チャット」は英語で「chat」となり「雑談」や「おしゃべり」の意味になる。
そう「チャット」はインターネット上のリアルタイムの雑談の事を意味する。
昔の「チャット」はまさに筆談でありかなりのブラインドタッチ(キーボードを見ずに画面を見て打つこと)の技術を求められた。
現在では従来の「テキストチャット(文字入力」の他にも音声による「ボイスチャット」も出てきて多少スピード感は緩和されている。
といってもこの手のチャットの交流サイトにはかなりの上級者が集まっているので、シニアの方には少々敷居が高いかもしれない。
ちなみに自分はブラインドタッチができる。
何を隠そう自分がブラインドタッチを練習したのは40代半ば。
やる気があれば皆さんだって充分にブラインドタッチは出来るのだ。
自分が何故ブラインドタッチをできるのか?
当時勉強していた「ホームページ制作」によるものだ。
最近ではホームページ制作はだいぶ楽になったが、当時は「コーディング」といってコードを打ち込む手作業がかなりあった。
その勉強に入る前に10分程度必ずブラインドタッチの練習をさせられた。
これが今となってはささやかな隠し芸になっているのだ。
話を戻そう。
当時自分はよくネット対戦型の麻雀ゲームでこのチャットをやっていたのだが、これがかなり忙しい。
右隣がリーチをかけると、トイメン(正面の人)がすかさず「リーチ早いですね。」と文章を入れてくる。
そうすると左隣が「タンピン形の待ちですね」なんて読みをすかさず文章にしてくる。
自分は自分の手の事で精いっぱいで、とてもチャットまで手が回らなかった。
たぶんにこれには秘密があって入力用の「単語登録」を相当しているのもあると思う。
ご存じの方もいると思うが、「り」と入れて変換すると「リーチ」、「は」と入れて変換すると「早いですね」とでるように登録しておけばある程度の速さは確保できる。
ただこれが通用するのは利用頻度がかなり高い言葉だけだ。
たぶんに多くのチャットヘビーユーザーはリアルタイムでブラインドタッチで入力していると思われる。
喋るスピードで文字を打つ。
なかなか至難の業だ。
皆さんも練習してみては?